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「女性医療について」岡山中央病院・金重恵美子先生

2008年2月26日

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金重先生の授業風景

【生徒の感想】
今日の講演は「女性ホルモン」を中心とした更年期のお話でした。私は思春期の真っ只中なので、更年期とはかけ離れていて実感もわかず、どのようなものか想像できませんでした。しかし、母はもうそろそろなので、始めは自分のためという感じではなく聞いていました。
「女性医療」が始まったのは30~40年前からでありまだ新しく、今までの薬は男性を中心に作られている物が多いそうです。女性専用の病院は、高1のHRでお話を聞いた上村先生の「ウィメンズ・クリニック」しか知らなかったので、病院の数が少ないことは少し実感していました。昔の「女性医療」とは、出産した後は老後のみだったそうです。しかし、女性も出産までの過程、そして、老後に入るまでの過程は重要であると思います。これらの前後もきちんと管理しなければ、良い出産も楽しい老後の生活も送れないのではないでしょうか。
女性ホルモンの働きについて今まであまり知りませんでした。女性ホルモンが減少すると、アルツハイマーや骨粗鬆症になりやすく、集中力や興味の減退、うつにもなるそうです。髪の毛が薄くなるなどの症状については知っていましたが、女性ホルモンによりこれらの症状がでるとは思ってもいなかったので、女性ホルモンの重要性を改めて認識しました。さっそく帰宅後、母にこの話をしホルモン補充療法の存在を教えました。この療法は、からだとこころの老化を予防する一つの手段になるそうです。また、先生が推進していらっしゃる思考行動習慣、例えば、幸せのレベル・自分が変わる・今、現在にエネルギーを使って生きるなどは、更年期の方々だけではなく、今の私達にも言えることだと思います。今はなんでも当たり前と感じ、感謝の気持ちを忘れかけている人が多いのではないでしょうか。先生の旦那様がおっしゃったという「生きてきたようにしか死ねない」という言葉は、平均寿命から考えると約70年近く生きていくであろう私たちが、今後どう生きていくかを考える上で、忘れてはいけない言葉になると思います。

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