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「脳科学の視点で考える」倉敷市立短期大学・平山諭先生

2008年3月 4日

授業「生命」の最後は、この数年間、平山先生になっています。生徒の人気は非常に高く、わかりやすい講義です。

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講義の様子

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脳内物質と食物の関係を紹介

【生徒の感想】
「脳科学」による心理学のお話でした。今まで聞いたことのない講演内容だったのでとても興味深かったです。そして、今からでもすぐ実践できる要素も多く含んでいました。
今のような社会ルールのある生活をはじめたのは、弥生人からだそうです。大昔から人間は規則に縛られその中で生き続けてきました。人がそれぞれ自分の意見を持つことは悪いことではありません。しかしこのルール社会の中で、多数の人が枠にとらわれず自分の言いたいことやりたいことを行うと社会は成り立たないと考 えます。
GO/NOGO課題の結果からも分かるように、1969年と1979年の10年間で前頭葉での抑制ができず、狩猟人的な人が増えたそうです。今後も前頭葉での抑制が効かない人が増え続ければ、将来の日本はどうなってしまうのか心配です。その大きな原因は、電子画面の見すぎによるイメージ力の退化、からあげなどのトランス型脂 肪酸を摂取する機会が多くなったことなどがあるそうです。これらをなくすことはできませんが、自分で制御し、前頭葉の働きを促進する生活を心がけようと思います。
この話の中で一番驚いたことは、ドーパミンなどの神経伝達物質を食材から摂取できるということです。食材で補うことは手っ取り早くでき誰でも簡単に始められるので、家族にもこの話をし朝、バナナを食べ始めました。
また、「相手の脳を心地よくすること」が、良い人間関係を築く第一歩になります。「言葉と表情」が大切であり、どちらも基本的に生きていく中で欠かせないものです。大学生や社会人になれば新たな人間関係を築くことになるでしょう。そのときのために今から気をつけて生活しようと思います。

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