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繁殖環境を復旧した場所で久しぶりに産卵を確認

2009年2月12日

 台風の影響で土砂に埋もれて、水溜り(直径2m程度)がなくなっていた場所を、2008年度から生物部の生徒と一緒に、水溜りを復旧する作業を始めた。この場所で、5年間産卵が確認されていなかったので、3月に近隣から卵嚢を採取し、6月まで学校で変態直前段階まで育てて放流する試みも行った。産卵直前の1月には、水の流れを導いて、水量を確保した。
 1月11日に、この取り組みに協力していただいている公園管理の方から、「4対産卵していますよ」という電話をいただいた。カスミサンショウウオは産卵できるまで成熟するのに、最低でも2年かかるから、今回産卵した個体は、産むのを我慢してどこかに潜んでいた個体である。幼体の放流の効果は、2年以上経過しないと確認できない。

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