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2007年度 ボルネオ海外研修の感想

2008年4月 2日

 3月25日、新幹線で岡山を出発、週に一度のコタキナバル直行便でボルネオ島に向かった。今年の参加者は14人。そのうち4人は昨年に続いての参加者である。食事やトイレなどの様式が日本とあまりにも違うことや、交流した現地の高校生たちに英語でどんどん話しかけられて困惑したこと等、昨年のことが思い出される。生徒には「日本の文化と違うのは当たり前だ」と言い切ったものの、コンビニに代表されるように欲しい時に欲しいものがいつでも手に入る日本の生活にどっぷり浸かっていると、自分自身がかなりきつかったのも事実である。
 夕方、コタキナバル空港に到着し、サバ大学の先生の出迎えで、ボルネオ島での9日間の研修が始まった。空港から大学の専用バスで昨年と同じキナバル・ホステルに向かった。車窓から目に飛び込んできたのは、建築工事が盛んに行われている風景と真新しい巨大なショッピング・モールだ。そして、ホステルに到着して自分の部屋に入ろうとしたとき、近くの部屋から生徒の歓声が聞こえた。「エアコンがある。部屋がキレイ・・・。」街だけでなく、ホステルもリニューアルされていたのだ。発展途上国のこの街はたった一年で激しく変化していた。
 大学での講義、現地の高校との交流、野外での自然観察など、ほぼ昨年と同じ日程をこなした。大学の先生の前でのプレゼンは、1年生は蒜山研修、2年生は課題研究の成果を発表した。昨年とほとんど同じ場所を訪れたが、自然は違う表情を見せてくれた。天候や出会う動物も、その時の“タイミング”。そう考えると、今年も二度とできない貴重な体験ができたと感謝している。

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