• ぼうぼうどりの生物教室
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猛烈に扱ったこの夏、岡山県の平均気温は過去最高。今日は、月に一回の県北での調査で、実験用のイモリを採取に行きました。必要最少限に捕獲は抑えて、♀5匹、♂5匹。いつもはたやすく見つけることができるのですが、水田の水がない状態になっていて、渓流の中を探してやっと見つけることができました。イネは穂を垂れ、川岸には、穂を出したススキが群生していました。 往復で約240km走破 穂を垂れたイネ 穂を出したス…続きを見る
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9時から開場。文化祭が始まりました。1991年から1995年でまで、生徒会顧問をしていましたが、そのころと比較すると生徒も訪問者も減って、半減しているように感じられます。年に一回の文化祭、もっと多くの来客を招いて、多様な企画ができるようなものにできればと思います。生物部は、希少生物を扱っているので、今の段階では研究発表のポスターの掲示のみの参加です。生物部の生徒、生命科学コースの生徒はクラスとして…続きを見る
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文化祭の今年のテーマは、「Only One」。ただ今、公開直前の準備が進行中。聖堂前の階段は、アートしていた。昨日はなかったのに・・・・、素晴らしい作品が出来上がっていた。午前8時半頃の状況です。 物理教室は、課題研究の展示 美術室には美術部の巨大画 廊下には、生物部の賞状やトロフィ 聖堂前の階段を見ると 階段を横から見ると 階段を見下ろすと …続きを見る
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清心女子高校での教員生活は、1983年から始まっている。最初の担任は、1年E組。その頃のことは今でもよく覚えている。生徒との関係がうまくいかなくて悩んだ結果、学級通信「ぼぼうどり」を出して、そこに自分の気持ちをぶつけた。その学級通信「ぼうぼうどり」は手元にない(担任した生徒でもっている生徒がいたら嬉しいが)。それに続いくのが1984年度の1年F組学級通信「UNICORN」だ。「ぼうぼうどり」は、当…続きを見る
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今月の25日東京大学で開かれる日本動物学会に向けて、準備中です。メンバーは11名。①酵母、②有尾類、③カメ、④森林、⑤飼育動物のテーマを扱っています。 作業を分担して取り組む サンショウウオに餌をやっているグループ …続きを見る
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ミシシッピアカミミガメが7月12日に産卵した卵を土から掘り起こして、卵殻を除去して観察した。卵黄につなっがった状態であった。 卵殻を除去 卵黄につながった状態のカメの幼体 卵黄から切り離した幼体 腹側の甲羅の状態 …続きを見る
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「多様性を考える」というテーマで、だまし絵、世界エイズ・デーのポスター、課題文を題材にしたワークショップで授業を進めた。次週は、同性愛者の視点でフリーライターの青樹恭さんに、「性に関わる生き方」について語ってもらうことになっているので、「性自認」、「性的指向」、「性同一性障害」、「インターセックス」、「同性愛」などの基本的な用語について必要事項として解説しておいた。 5人のグループに分かれて話し合…続きを見る
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縁側の座布団の上で寝るネコ。近寄って写真を撮ろうとしたら、顔を隠してしまいました。動物と触れていると癒されます。 座布団の上に寝るネコ 手で顔を隠します カメラで迫っても …続きを見る
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1学期は、飼育動物をテーマにいろいろな視点で考えてきたが、二学期は、「性」をテーマにして、いろいろな視点で自分自身の生き方を見つめてほしい。 9月7日(火) 第11回 多様性を考える:秋山繁治 9月14日(火) 第12回 同性愛:青樹 恭(フリーライター) 9月21日(火) 第13回 野外彫刻(野外調査):秋山繁治 9月28日(火) 第14回 野外彫刻(作家の視点):西平孝史(彫刻家) 10月12…続きを見る
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アカハライモリの幼生の尾部を使って、DNA抽出作業をキアゲンのキットを使って行った。生徒は午前中文化祭の準備をしていたが、午後から来てくれ、夕方まで細胞を磨り潰す作業などに取り組んでくれた。今日の作業で、83個体のDNAサンプルを取ることができた。DNAが抽出できた段階までいかないと、保存が聞かないので、最終的な作業は夜中までかかったが、「そんなに時間がかかるのか」とクレームがでるのが高校現場で、…続きを見る
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【目的】 ① 科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設けることにより、互いに刺激し合いながら研究への意欲を高め、次世代の科学技術を担う女性研究者の育成につなげていく。さらに、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。 ② 大学院等で研究を続ける女性研究者との交流や理系分野での経験と機知に富んだ女性研究者の講演を通して、理系女性の「ロールモデル」に接することで、…続きを見る
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 「君は毎日の学校がおもしろいか。日曜だの夏休みだのがきて、ほっとしないか。私も中学、高校、大学と学校生活を思いだして、たのしかったことは、みんな教室のそとでやったことばかりだ。学問がおもしろいのは、その研究がはてしなくひろがって、すすめばすすむほど、あたらしい景色のひろがってくるところにある。ところが、学校の時代におしえられるのは、学問の入り口だ。そういう知識は、学問の世界から切りとってきた一部…続きを見る

「夕鶴」 石垣りん

2010年8月27日

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詩集「略歴」は、初版第四刷が1980年10月25日にでている。本の帯には「石垣りん最新詩集」とある。一刷が1979年なので、詩集として売れていたのかもしれない。僕は大学をでたばかりであった。久しぶりに、本棚から取り出して眺めてみた。「夕鶴」という詩が目にとまった。 それが はじめての約束だった。 しあわせとか 愛とか 希望とかいったものを 与えるかわりに けっして私を見てはならないと。 お前は見た…続きを見る
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夜7時ごろ、吉井川の支流吉野川でオオサンショウウオを見ることができた。 オオサンショウウオの姿が少し見えた オオサンショウウオの頭部も オオサンショウウオの眼は、まっこと小さい …続きを見る
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本校と岡山大学の共催で、今回の講演は、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル事業」として、女子高校生に先輩にあたる女性研究者が、最先端の研究内容を高校生にわかりやすく説明し、「科学の面白さ」と「科学の神秘・深遠さ」を知ってもらうという企画で実施された。清心女子高等学校生命科学コースの1~3年生全員が参加した。講演は、①鳥の羽色の性差をつくりだすしくみ(岡山大学院自然研究科博士後期課程3…続きを見る
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2010年7月9日に中国地区スーパーサイエンスハイスクール担当者交流会で発表した内容です。  本校は創立120周年を迎えたカトリック系の併設型中高一貫の女子校です。岡山駅から下りの新幹線で南向きの車窓から小高い丘の上にある白い校舎を見つけることができます。倉敷市内にありますが、通学範囲は広く、生徒の72%が電車を使って通学しています。1学年5クラスで、生命科学コース1クラス(入学時から生命科学分野…続きを見る
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ナガレタゴガエルの幼生を10℃で保持した条件で、変態が観察できた。県北といえどももっと水温は上昇しているはずなので、自然条件での変態はもっと早いと思われる。 ガラス容器の側面を登る 四肢が出ているが、尾は長い …続きを見る
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 自分の部屋の机を北向きにした。いままで、「北は死者の頭を向ける方向なので縁起が悪い」とか言われて、避けてきたので初めてである。この10年間は気持がバタバタ、落ち着かなくて、机を動かすなんてことは考えもしなかった。約4畳で、ベッドもある部屋で机を動かそうとしたために、本箱2つも机を動かすと同時に動かさざる得なくなり、昨年買った地デジの42インチのテレビさえ置けなくなってしまった。本箱を動かすために…続きを見る
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生物部に盆休みはありません。生き物を飼っているのと、まとまって実験の時間が取れるのがこの時期なのです。広島大学の大学院生と九州大学の学生も実験の手伝いをしていただいています。 DNAを抽出するイモリ幼生の尾 まず、ペッスルで物理的に細胞を破砕 別のメンバーは餌やり キットでDNAを精製 別の実験に取り組む生徒も …続きを見る
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今日から二日間は、広島大学の大学院生の指導で、アカハライモリのDNAを精製して、電気泳動にかけて調べる実験に挑戦します。また、川崎医大の分子生物学教室の西松先生にインジェクション針の磨ぎ方についても指導を受けました。 それぞれ、分担した作業に取り組む インジェクション用の針の作成 サンショウウオ受精卵の蛍光顕微鏡観察 飼育作業も並行して行っています 電気泳動の結果 …続きを見る
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