• ぼうぼうどりの生物教室
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「生命(life)」を科学的に研究する学問が「生物学(biology)」である。小さな子でも、猫や虫、植物は生きていて(「生命」をもっていて)、岩石は生きていない(「生命」をもっていない)ことを知っている。人間は、"生物が何をするか"という『特徴』を知ることで、「生命」を理解ている。その共通する『特徴』は、①規則性、②成長と進化、③エネルギーの利用、④環境応答、⑤生殖、⑥進化である。生命を支える地…続きを見る
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2006年度から文科省SSH事業の指定を受けて、「生命科学コース」を設定して、女子生徒が生物学、医学、薬学。農学などの生命科学分野へ進学することを応援してきたが、「生命とは何?」と尋ねられて、正直困ってしましった。まずは、生物教室にある代表的な生物学事典をひいてみた。以下を読んでもよくわからないので、自分なりに生物学を教える教員の立場で考えてみようと思う。 (岩波生物学事典第4判p765より) 生…続きを見る
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生物教室の棚を片付けていたら、新聞の切り抜きがでてきた。「男女を生きる STAP騒動から見えたもの」というタイトルの記事が掲載されていた。2014年1月28日のSTAP細胞発表から半年後の記事で、騒動がひと段落した時期に書かれたものである。そういえば、もう、事件から2年が経過したのだと再認識した。記事の最初のほうに、STAPフィーバーを見た女性科学者の話が紹介されている。 (以下は、朝日新聞201…続きを見る
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(1)活動の概要 <両生類・爬虫類>1989年度からサンショウウオやアカハライモリなどの有尾類の研究に取り組んできた。岡山県中南部に生息するカスミサンショウウオの研究から着手し、有尾類の繁殖方法の開発を継続して研究してきた。また、帰化種のミシシッピアカミミガメの行動調査(2009年度から)、生物工学的な手法でのアカハライモリのクローン作成(2013年度から)にも挑戦している。 研究の進捗状況は、カ…続きを見る
オオイタサンショウウオも産卵
オオイタサンショウウオも産卵の最盛期は過ぎたようです。卵嚢の中をみると尾芽胚まで発生していました。 …続きを見る
沖縄のシリケンイモリは繁殖最盛期
日本にはCynopus属のイモリが2種生息しています。本州、四国、九州でみられるのがアカハライモリ、南西諸島でみられるのがシリケンイモリです。シリケンイモリは1月から3月が繁殖最盛期なので、冬に配偶行動が観察できます。 …続きを見る
今年、最大の寒波到来。学校は少しだけ積雪。
朝6時到着。岡山市から倉敷市への通勤、平均時速48キロ。勤務先までの所要時間35分。国道は積雪無し。スタッドレスタイヤをせっかくはいているので、早朝に通勤しました。岡山県南では年に数回しか雪が降らないので、スタッドレスタイヤを装着する人が少なく、少し積雪で事故が多発し、とんでもなく混雑することが多いのです。 …続きを見る
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Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. 明日死ぬかのように生きなさい 永遠に生きるかのように学びなさい。 (マハトマ・ガンジー インド独立運動の指導者 1869-1948) いつ死んでもいいように納得した毎日を過ごすことが大切で、やり残したということがないように真摯に自分の生き方を貫くべき…続きを見る
授業「生命」第23回 株式会社テリムクリ 牛尾 隆先生
HP制作などインタネットを使った情報発信を手掛けている株式会社テリムクリの代表取締役社長の牛尾隆さんに、HP、検索エンジンの使い方、情報社会の変容の歴史などについて話していただきました。 …続きを見る
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People can say of me what they will. But the fact remains that no one knows what makes me tick like I do.  世の人はわれをなにともゆはばいへ われなすことはわれのみぞしる(坂本龍馬) 周りを気にして、自らの判断を曲げることで不本意な生き方になる可能性は高いので、自分自身の目指す方向に、気にしな…続きを見る
授業「生命」第22回 倉敷市自然史博物館 江田伸司先生
倉敷市自然史博物館の学芸員江田伸司先生に、野鳥観察の仕方について教えていただきました。講義の後、実際に双眼鏡を使って、寒風の中で寒さに耐えて野鳥観察をしました。 …続きを見る
授業「生命」第21回 兵庫医科大学 菅原文昭先生
ヤツメウナギやヌタウナギを使って発生生物学の研究に取り組んでおられる菅原先生に、①進化発生学とは何か、②円口類とは、③円口類の研究で何がわかるか、④私のキャリアパスについて、の内容で話をしていただきました。 …続きを見る
日本生物教育学会 第100回全国大会
日本生物教育学会は今年でちょうど100回大会になりました。会場は東京理科大学・神楽坂キャンパスで、今日は午前中は研究発表(口頭)、午後も15:10まで研究発表(口頭)があります。その後、記念講演(東京大学・神崎亮平教授)があります。教材(生物の利用)の分野で、「授業における有尾類の活用」(1G09)という演題で発表させていただきました。今日の口頭発表は100件でした。 …続きを見る

Worldwatch Institute 

2016年1月 6日

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ワールドウォッチ研究所(Worldwatch Institute)は環境研究機関で、「持続可能な開発」に役立つデータを提供しています。インターネットのホームページが利用できます。 http://www.worldwatch.org/ https://www.facebook.com/WorldwatchInst/…続きを見る
2015年度SSH事業の成果を紹介するための冊子をつくりました。
本校の文科省SSH事業は10年目を終えようとしていますが、1月28日に今年度最後の運営指導委員会があります。運営指導委員会では、SSH事業に協力してくださった大学の先生方に本校で実施してきた教育プログラムの内容の概略を説明させていただき、アドバイスをいただいく会です。今回は10年間のまとめとしての報告をさせていただきたいということで資料を作成しました。陰影指導委員の先生方だけでなく、教育関係者や一…続きを見る
昭和60年度卒業生の同窓会
卒業してちょうど30年。本校に赴任して最初に担任させていただいた生徒が48歳になっていました。一学年で約100名が集まり、盛大な同窓会でした。自分も今年還暦になりました。卒業生が大人として社会や家庭で頑張ってくれていることを実感させていただきました。招待していただいたことに感謝しています。 …続きを見る

両生類の飼育

2016年1月 2日

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 正月明け。朝から学校に生徒が世話しているイモリを見にきた。激ヤセしている個体が多くみられる水槽があったので、激ヤセしている個体だけを選んで水槽から出して餌を与えた。その激ヤセしている個体は餌を食べているということは、餌不足になっていたということである。  SSH事業で2006年度に「生命科学コース」を設定してら、生命科学コースの生徒にイモリなどの両生類を世話をしてもらっているが、その様子をみて教…続きを見る
「苦労せずにお金持ちになれる」ということで
正月に、息子と娘に手伝わせて、自宅の庭にクロガネモチの苗を植えました。「苦労せずにお金持ちになれる」ということで、縁起がいい木とされています。クロガネモチは、昔から庭木には欠かせない木で虫がつき難く剪定にも耐え、また潮風や排気ガスにも強くいので、"火かぶせ木"(火災を防ぐ為に家の周りに植える木)として利用されていて、そのことからも縁起の良い木といわれています。岡山では「アクラ」と呼ばれ、岡山市の木…続きを見る
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柴田トヨさんの詩集「くじけないで」のp82-83に「朝はくる」という詩がある。  今の学校で、「いじめ」や「教職員の精神的な問題」に絡んだ事件が話題になることが多い。 「学校」は多くの教員、もっと多くの生徒や学生たちが一日を過ごす場所だが、だから一層、孤独感を強く抱きかねない場所になっているように思う。多くの人間が集う場所であり、笑顔や賑やかさな雰囲気が当たり前だから、不信感や悲しみを持った時によ…続きを見る
自転車で自宅近くを散策(2)
昨日の河川敷のコースを走って、鵜のコロニーに遭遇、その後で、JR大富駅まで足をのばして、田圃道を回って帰ってきました。オオイヌノフグリやナズナが春に向けてすでに開花しかけていましたよ。 …続きを見る
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