• ぼうぼうどりの生物教室
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完結編第一話。主人公の医師・南方仁もとで医学を学ぶ娘(橘咲)に向かって、その母親が縁談を破談にしてまでも自分らしく生きようとする娘に投げかけた言葉です。 「負けは許しませんよ。咲」 「お前は戦のような人生を歩むのでしょう。けれど、選んだのはお前です。橘の家に泥をぬってもその道を選んだのです。ならば、勝ちなさい。橘の家のために。同じような生き方を選ぶ世の女子(おなご)たちのためにも。道を開きなさい。…続きを見る
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踏むがいい お前の足の痛さを この私が一番よく知っている 踏むがいい 私はお前たちに踏めれるため、この世に生まれ、 おまえたちの痛さを分かつため 十字架を背負ったのだ。 「主よ あなたがいつも沈黙されているのを恨んでいました」 「私は沈黙していたのではない。一緒に苦しんでいたのに」 …続きを見る
オオイタサンショウウオは孵化
サンショウウオの卵はバナナ状ですが、養成が成長して卵膜を破って卵のうから出てきます。 …続きを見る
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「人は常に自分のためになること(善)を追求して生きている」という話をしました。問題は何が自分にとって善であるかという判断を誤ることがあるということです。それでも、私たちは善を追求していますし、今よりも優れた存在になりたいと思いながら日々を生きています。アドラーはこれを「優越性の追求」と呼びました。  では、なぜ私たちは優越性を追求せずにはいられないのでしょうか。それは、人間は誰もが無力感を持ってこ…続きを見る
中等教科教育法・理科Ⅰ、中等教科教育法・理科Ⅱのシラバスの作成
2017年度の講義のシラバスの締め切り日で、来年度担当する理科教育法Ⅰと理科教育法Ⅱの講義の内容を考えています。 大学は化学科を卒業、高校教師になってから教材開発の延長線上で生物分野のテーマで研究を始め、社会人で大学院の修士課程・博士課程を修了して、博士(理学)を取得しました。 シラバス作成にあたり、岡山理科大学の理科教育法担当の教授に相談したり、インターネットで各大学のシラバスを参考にしたり、…続きを見る
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学級通信を初めて出したのが、赴任して3か月過ぎた1983年7月13日であった。高校1年生を担任し、最初から生徒と私の考え方が正面からぶつかる状況が続いていた。それをなんとか解決したい、自分の思いを理解して欲しいという気持ちから、学級通信「ぼうぼうどり」を発行した。最初は理解されるどころか、ゴミ箱に捨ててある状況だったが、とにかく辛抱強く、自分のメッセージを載せて発行し続けることで、時間はかかったけ…続きを見る
オオイタサンショウウオ幼生飼育を再開
12月1日から宮崎県都城市に異動して、サンショウウオやイモリを高校に置いたままで、課題研究のグループに世話をしてもらっていますが、少し飼育数を減らして欲しいということで、オオイタサンショウウオの幼生を大学の研究室に運んできました。 現在は小さなインキュベーターが一つしかないので飼育数は限られますが、予算をとって設備を充実させていかなければなりません。もうサンショウウオの産卵シーズンになっていますが…続きを見る
生命科学コースの一期生の保護者から花
2006年に文科省SSH事業の指定を受けて生命科学コースを開設し、最初の入学生を受け入れました。11年目になり、生命科学分野の研究者として就職している卒業生もいます。 今日は、僕がノートルダム清心学園から南九州大学に異動したということで、保護者の方が花を贈ってくださいました。これまでは高校で、高校生に課題研究を直接指導してきましたが、これからは教員養成が仕事です。10年以上の歳月が流れても、今でも…続きを見る

研究室を少し整備

2017年1月16日

研究室を少し整備
研究室としていただいたのは演習室で、片面はスチール本棚、片面がホワイトボード、それに古い引き出しのついた机が一つと作業台が2つだけで殺風景な部屋でした。 12月に引っ越してきたばかりの時は閑散としていたが、1月に帰省した時に、書籍、研究機材やパソコンの周辺機器を車に満載して運んできたので、少し研究室らしくなってきました。インターネットも利用できるようになり、HPも更新できます。テレビも受信できるの…続きを見る
英会話のEric C.Han先生の本
エリック・ハン(Eric C.Han)は、清心女子高等学校で英会話の講師をされていた。当時の彼の話では、大学では分子生物学(ショウジョウバエを使った研究)に取り組んでいたけど、大学院では、東洋史を研究したいということだった。 その後、アメリアに帰ってからコロンビア大学で東洋史を専攻し、チャイナタウンをテーマに研究され、その成果をまとめたのが、今回出版された"Rise of a Japanese …続きを見る

瀬戸内記念病院

2016年12月31日

瀬戸内記念病院
2003年10月、母は僕が生徒を引率して、沖縄研修旅行に行っているときにくも膜下出血で倒れた。 3日以内の命と言われ、頭を切開して処置することもしなかったが、奇跡的に助かった。 今、95歳、女性の平均寿命をはるかに超えている。その間に、病院も建て替えられ、名前も「山陽病院」から「瀬戸内記念病院」になった。岡山から遠く離れた宮崎に移動したのでなかなか会えないので大晦日になってしまったが、病室に面会に…続きを見る
冬休みは課題研究に集中
2学期終業式も終わって、冬休みは課題研究に取り組める時間があります。今日は酵母グループが、朝から午後4時ごろまで培地作成などに取り組んでいました。 …続きを見る
イベリアイモリも飼育開始
イモリやサンショウウオの研究に約30年取り組んできましたが、これまでは在来種を対象にした繁殖実験を中心にしてきましたが、成熟が早く実験動物として利用しやすいイベリアイモリの飼育を始めました。最初は、まずは飼育下での繁殖に挑戦します。 他に沖縄のシリケンイモリを飼育しています。オオイタサンショウウオの幼生も順調に成長していますよ。 …続きを見る
第4回高校生による島嶼科学交流会に参加
「島を科学する」というテーマで、今年も「高校生による島嶼科学交流会」が開催された。会場は東邦大学習志野キャンパスで、10校が参加。ポスター発表は13件であった。 研究者による講演が2題、ガラパゴス高校とのスカイプを用いた交流が実演された。ノートルダム清心学園清心女子高等学校は、サマースクールで実施した調査結果を報告した。演題は「久米島・座間味島で、私たちは何を学んだか」。 …続きを見る
「清心女子高校生物教室」から「ぼうぼうどりの生物教室」へ名称変更
僕のノートルダム清心学園清心女子高等学校から南九州大学への異動にともなって、12月15日に、HPの名称を「清心女子高等学校生物教室」から「ぼうぼうどりの生物教室」に変更しました。 …続きを見る
南九州大学都城キャンパス・大学祭
12月3日(土)、4日(日)が大学祭。1日に都城に来て、2日目。遠く岡山を離れてこの場所にいるのは事実だと頭ではわかっていても、勤務している場所の実感がなかなかわいてこない。「日常」を感じるのにはもう少し時間が必要なようだ。 …続きを見る

12月南九州大学に着任

2016年12月 1日

12月南九州大学に着任
10月30日午前中は、生命科学コースの「生物基礎」の授業、午後は倉敷市立短期大学の保育学科と服飾デザイン学科の講義を2コマ終えてから、午後7時に倉敷を出発して、南九州大学宮崎キャンパスに向かった。少しの仮眠だけで、夜中に車を運転した。行事が予定された午前9時30分の1時間前に到着。無事に学長から人事異動通知書を受け取りました。 雇用契約や新任教職員オリエンテーション(就業規則、手当支給申請の仕方の…続きを見る
卒業生や在校生からのプレゼント
12月1日から宮崎県の南九州大学に異動するということで、11月30日が、ノートルダム清心学園での最後の授業になった。生命科学コース1年生にイモリをデザインした色紙をいただいた。また、卒業生からは手袋やサボテン、胡蝶蘭を贈っていただいた。 清心に30年以上勤めて、少しでも卒業生の思い出のページに残像を残していただけるだけで、幸せだと考えています。 …続きを見る
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退職願を提出したので、11月30日に今の職場を退職する。昔読んだ石垣りんの「定年」という詩を思い出した。正確にいうと本当の定年は2017年3月だが、僕の場合は次の職場に異動する関係で4か月前に辞めることにしたので、これで働かないということではない。あと5年くらい教員の仕事を、リセットして新しい職場で続けてみようと思う。 「定年」 石垣りん ある日 会社がいった。 「あしたからこなくていいよ」 人間…続きを見る
日本動物学会の「高校生による研究発表」が開催
第22回国際動物学会 第87回日本動物学会の合同大会が沖縄県で開催されていますが、高校生による研究発表や一般公開イベントも企画されていました。 …続きを見る
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