• ぼうぼうどりの生物教室
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アカハライモリを教材として利用 ①はじめに
高校1年生の生物で「生殖と発生」を教える中で、「ヒトの受精はどこで起こるか」と生徒に質問したら、正解したのは29%だった。女性である生徒にとって自分の身体のことでもあるので、知っているだろうと期待していたが、そうではなかった。正解した生徒に情報源を聞くと、中学校の保健体育という答えが返ってきた。さっそく、中学校の保健体育の教科書を借りて調べてみると、「膣内に一度に射精される精子の量は、ふつう2~4…続きを見る
「地域の学校教育への貢献」と「中等教育学校・理科教員の養成」
以下が、昨年度、起案した私(教養教職センター・理科教育研究室 秋山繁治)が考える教学改革です。 1 事業課題   地域創生に資する高大連携の科学教育のネットワークの構築 Structuring the university-high school science education cooperative network for the regional revitalization 2 提案の…続きを見る
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「生命科学コース」の開設からの学校改革を目指した背景に、卒業生が勤めていた鷗友学園の取り組みがある。その取り組みが『中央公論』の記事に紹介されていた(卒業生が、鷗友学園の実験書などの資料ととも記事を送ってくれた)。 [中央公論 113(13), 90-101, 1998-12] 教育改革現場ルポ--鴎友学園はなぜ立ち上がったか 中井 浩一 p96-99引用  私学においては建学の理念こそが問われて…続きを見る
一人の人間が、調和のとれた状態を常に保ちつつ、成長できるものであろうか。
湯川秀樹『旅人(湯川秀樹自伝)』角川文庫p150-151より引用  一人の人間が、調和のとれた状態を常に保ちつつ、成長できるものであろうか。いつの時代でも、あとから見ると、大きなアンバランスがあったと判定され得るのではないか。  第二次世界大戦後、日本の経済状態が険悪になり、幼児の中にさえ、世間の荒波をまともにかぶらねばならなかった者が少なくなかった。少年が、青年が、社会的関心を抱くようになったの…続きを見る
自宅人工池オオイタサンショウウオ産卵データ
オオイタサンショウウオの幼生を放流してきた4つの池の産卵データです。 ①ひょうたん池 成体雄全長125mm、頭胴長64.8mm 1対:80個(未発生2個)+83個(未発生42個) ②北側緑シート池 成体雄全長128mm、頭胴長65.2mm 50個(未発生22個)+42個(未発生8個) 36個(2個)+54個(7個) 65個(18個)+59個(4個) 49個(1個)+33個(0個) ③階段側プラケ…続きを見る
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2006年度から環境学習の一環として立ち上げたボルネオ研修。文部科学省SSH指定校であるノートルダム清心学園で、学校設定科目「自然探究A」として実施してきました。マレーシア国サバ大学と連携したプログラムで、継続して実施してくれる学校を探していましたが、2019年度から県立岐阜高校が学校設定科目として実施してくれることになりました。僕の企画から離れていくことで新しい魅力が加味されると信じています。マ…続きを見る
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飛鳥新社『くじけないで』柴田トヨ から 風が耳元で 「もうそろそろ あの世に 行きましょう」 なんて 猫撫で声で 誘うのよ だから 私 すぐに返事したの 「あと少し こっちに居るわ やり残した 事があるから」 風は 困った顔をして すーっと帰って行った 『くじけないで』の初版は2011年3月。単身赴任先から正月に家に帰って、自室の本棚から久しぶりに手にとった。 ネットで調べたら、2013年1月20…続きを見る
12月31日大晦日、カスミサンショウウオの産卵を確認
県中部のカスミ産地へ出向きました。予想通り6対の産卵を確認しましたが、卵の発生状況からは産卵後24~48時間以内のものかと推察しました。(by 山田勝) …続きを見る
清心女子高校教員の教育賞受賞(文科省SSH指定後)
〇日本動物学会動物学会教育賞 【題目】「動物学」を中心に据えた女子の理系進学支援の教育プログラムの開発 【受賞者】 秋山繁治 【所属】 南九州大学,教養・教職センター,教授 【題目】 『動物学』を中心に据えた女子生徒の理系進学支援の教育プログラム開発と実践 【受賞理由】  秋山氏は,清心女子高等学校で長らく教鞭をとり,一貫して有尾両生類の飼育・研究を行い,女子高校生に動物学の面白さを教えてきた。…続きを見る
新書『なぜ男女別学は子どもをのばすのか』
新書『なぜ男女別学は子どもをのばすのか』の「別学で成果を上げる女子への理科教育」として清心女子高等学校が紹介されていました。 今年度の清心女子高等学校の科学研究分野での主な成果は、 2018年5月13日~18日に米国ペシシルベニア州ピッチバーグで開催された世界大会Intel ISEF 2018で、グランドアワード(微生物学部門4等)を受賞。 2018年7月30日~8月1日に慶應義塾大学メタボローム…続きを見る
カスミサンショウウオが繁殖のために入水
県北のカスミサンショウウオ産地では、すでにオス3個体が入水(産卵行動)しており、冬の最中なのに、春の予感を感じてしまいました。 11月末には、繁殖期が始まっていることになりますね。小さな生きものたちは微妙な環境変化にうまく追従しているのかも知れませんね。(by 山田勝) …続きを見る
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今回の医学部の入試が問題になるずいぶん前に、京都大学で女子の受験者を配慮した入試が行われていたようです。以下は、森嶋通夫・著『智にはたらけば角が立つ』(朝日新聞社・1999)p94-p96からの抜粋です。  新制の入学試験には私は関係なかった。その代わり、合否決定の会議には出席した。合否の決定は通常、次のようにして機械的に決定されるのだが、その時は横槍が入った。  通常の手続きとはこうである。まず…続きを見る
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2018年8月13日から24日の日程で、UTHM(マレーシア・ツンフセインオン大学)のINTERNATIONAL SUMMER SCHOOL PROGRAMMEにノートルダム清心学園清心女子高等学校の生徒を引率して参加している。 マレーシアでの環境学習の実施は、文科省SSH事業に採択された2006年度からで13年目になる。最初は、ボルネオ島のサバ州で地元のサバ大学の協力で出発したが、現在はジョホー…続きを見る
座間味島のコンビニ的存在で、ほぼ必ずお世話になるお店が"105ストア-"です。お店にいくと、いつも猫に出会うこともできます。今回は、店の主人から子猫が餌をもらっていました。 …続きを見る
岡山県北部でアカハライモリ調査
もう20年以上アハハらイモリの調査に通っている岡山県北部の水田に出かけた。今回は、1年半前に退職した清心女子高校生命科学コースでアカハライモリのクローン作製目指しているグループの生徒が同行した。実験材料として使っているアカハライモリが自然の中でどのように生きているのか観察してもらうためだ。この季節の県北は新緑に包まれていて、それを眺めながらの調査は気持ちがいい。 …続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(15)科学教育への思い
科学教育への思い  私自身は、大学卒業時に研究を志すものの、経済的な理由で大学院進学をあきらめ、高等学校の教員として就職した。40歳過ぎた頃休職して修士課程は修了したものの学位の取得は断念していた。そんな時、大学の先生から「研究できる環境がないなら、高校に研究できる環境をつくればいい」と紹介されたのがSSHだった。 SSHは、生徒の科学研究だけでなく、教師である私にも科学研究の機会を与えてくれた…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(14)グローバルな視点で理科教育を考える。
グローバルな視点で理科教育を考える  「なぜ銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。」 2014年、17歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんの言葉である。彼女は"女性が教育を受ける権利"を訴え続けてきた。今も、女子だからという理由で学校教育を受けられない国…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(13)「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画
「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画  「女子生徒の理系進学支援」の一環として、"科学研究"の成果を研究の途中段階でも気軽に発表できる場として、"発表者が女子だけ"の「集まれ!理系女子・女子生徒による科学研究発表交流会」を2009年から開催している。最初は、近隣の福山大(広島県福山市)を会場にしていたが、年々参加者が増え、2014年度から全国から参加者が集まりやすい場所で開催するようになっ…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(12)教育プログラムの効果
教育プログラムの効果  2015年度のデータ(次の図)で、本研究の対象としている生命科学コースの方が、文理コースより教育活動を非常に高い割合で肯定的に受け入れており、学習に前向きに取り組んでいる姿勢がうかがえることがわかる。また、卒業後10年が経過しても、現在の生活に生命科学コースの教育が影響していると8割以上が答え、好奇心・理論へ興味などが向上したと8割が判断していることがわかった。保護者・教…続きを見る
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