• ぼうぼうどりの生物教室
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毎年、臓器移植現状、歴史、移植コディネーターの仕事などについて話していただいています。授業「生命」でもっとも人気のある講師です。この講演をきっかけにして、医療関係の学部学科へ進路を決めた生徒も多くいます。 …続きを見る
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川平湾 海の色が七色に変わると言われる八重山一の名所。黒真珠の養殖で有名。亜熱帯の海の生物をグラスボートで観察する。 西表の案内は「村田自然塾」  塾長のヒゲさんこと村田行(すすむ)さんはイリオモテヤマネコの撮影・研究の第一人者として20年以上前から西表島に暮らしている。近年ヤマネコや野生生物の保護活動のかたわらシーカヤックを中心とした自然ツアーを行っている。村田さんは、地元の人に無料でカヤックを…続きを見る
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 「男らしさ」「女らしさ」という性の社会的な側面、つまり、社会から男性としてみられているか、女性としてみられているかということをジェンダーという。アイデンティティは、「自分自身をどう定義するか」「どのような自分であるか」に対する答えと「自分がある」という感覚である。例えば、「日本人である」「教員である」と認めることであり、日本語では「同一性」、「自己認識」などと訳される。したがって、ジェンダー・ア…続きを見る
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 脳は胎生約20週くらいから分化するといわれている。性差が認められるのは性中枢のある視床下部で、性中枢は女性の排卵周期を調節しているが、特定の時期に男性ホルモンの影響を受けると性周期が破壊される。そのためホルモンの影響を受けない女性はそのまま性周期をもち、男性は性周期を持たなくなる。また、脳の働きは行動に現れるので、行動様式の違いから男性と女性の性差をみることもできる。アカゲザルの小ザルの遊び方の…続きを見る
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 性腺の分化がおわる頃の胎児は男女とも内性器は同じ形をしている。外部生殖原基へ開口するミュラー管とウオルフ管という2本の生殖管をもっている。男性では、精巣の分化にともなってウオルフ管が発達して、副葦丸や輸精管、貯精嚢に分化していくが、ミュラー管は退化して消失してしまう。一方、女性では、ウオルフ管が退化してミュラー管が残り、輸卵管、子宮、膣の一部へと分化していく。両方向へ発生を分岐させているものは胎…続きを見る
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 男性は精巣をもつように遺伝子が働き、女性は卵巣をもつように遺伝子が働くのではない。遺伝子レベルでの性決定では、ヒトの身体の基本は女性であり、Y染色体に含まれる遺伝子が働かなければ女性になる。つまり、そのままなら女性の身体になっていく運命をY染色体に含まれる遺伝子が男性に変更していくのである。  性腺として、男性では精巣、女性では卵巣をもっており、それぞれ精子、卵という生殖細胞をつくっているが、性…続きを見る
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 染色体は、親から子へその形質をつたえる働きをする遺伝子情報をつくっているDNAが集まったもので、細胞分裂時に現れ、細胞を観察するときによく染色されるので、「染色体」とよばれる。ヒトの場合は1個の細胞に46本の染色体が含まれている。その内訳は、男女に共通した常染色体が44本(22対)と男女で組み合わせの異なる性染色体が2本(1対)である。性染色体は、男性ではX染色体とY染色体があり、女性ではX染色…続きを見る
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 「性」とは何なのか。生殖細胞に雌性と雄性の分化が見られるときに、それをもつ個体の特徴を「性」という。アメーバのように「無性生殖」をする単細胞生物には性はないが、高等なものほど雌雄の特徴が顕著となる。性が分化すると「有性生殖」が行われ、親とは違った遺伝子の組み合わせをもった子孫(新個体)が生まれる。  「無性生殖」では、遺伝子構成が変化しないのでまったく同一の形質をもった子孫をつくるので、良い環境…続きを見る
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 脊椎動物の脳は、進化の過程でそれぞれの種が必要とする感覚情報を十分に受け取れるように、関連した脳の部分を発達させてきた。たとえば、魚類、鳥類、哺乳類では小脳が発達し、身体情報を得てバランス感覚を磨き、高度な運動性を身につけている。ヒトの脳の特徴は、他の動物に比べて大脳が発達しているが、脳全体が発達しているのではなく、旧皮質・古皮質(大脳辺縁系)をそのままにして新皮質が付加的に大きく発達した構造を…続きを見る
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今日も日曜日なのに、当然のように学校にいます。今年はイボイモリが100以上の卵を産んだので・・・、 今のところ50匹以上の幼生が変態を終えて、ごそごそしています。3年前に捕獲した成体が7匹で、その年に産んだ卵のうち9匹が元気に成長しています。世話は大変ですが・・・。 陸上に産みつけられているイボイモリの卵 2003年3月19撮影 …続きを見る
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卒業生で理系進学者を対象にメーリングリストをつくりました。参加の希望があれば申し込んでください。 僕に直接メールで申し込まれても結構です。生物教室に出入りした同窓生っていう感じですが・・・。同窓生の情報交換の場になればいいと思います。特に本校では理系の進学者が少ないですから、卒業後も協力し合って頑張って欲しいと思います。 http://groups.yahoo.co.jp/group/nds-sc…続きを見る
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高校はあと二週間で期末テストです。 先週、警備員の人がカメが自転車置き場を歩いていたといってもってこられました。 今は廊下のプラスチックケースの中でもがいていますが・・・・。写真を撮って、付近の水田に逃がしました。日本在来種でよく知られているのはクサガメとイシガメ、スッポンだと思いますが、クサガメとイシガメはよく似ています。今回、捕まえられたのは、「クサガメ」です・・・。・・・。クサガメとイシガメ…続きを見る
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 8:40に出発、石垣から西表島船浦港に9:10に到着し、村田自然塾の迎えで、村田自然塾に移動。10:30までこちらからの説明と打ち合わせをし、生徒の実習2日分を一日で体験することに決定した。カヤックの実習10:30に出発し、11:50にバラス島に到着、12:50に帰還。カヤックをこぐ時間が2時間。その後、14:15からとトレッキングの実習、ピナイサーラ滝へ15:20に到着、滝壺に15:55。出口…続きを見る
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ミネルヴァ書房から2003年5月10日、「発達心理学の基礎と応用②脳科学からみた機能の発達」が発行された。第9章「性機能・性役割(男と女の心の発達)」を執筆させていただいた。本体価格は」2500円です。この本は、発達心理学の基礎と臨床というシリーズの一冊です。他には「①ライフサイクルからみた発達の基礎」と「③発達の臨床から見た心の教育相談」があります。内容は、高校生でも読めるようにという設定で書か…続きを見る
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特集「身近な水辺、ため池の現状と保全」で、”ため池の脊椎動物(魚類と両生類)”を書かせていただきました。 2003年5月号 …続きを見る

山田かまち

2003年3月21日

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 本棚を整理しているとき、1冊の本をめくっていると、山田かまち水彩デッサン美術館のチケットの半券がしおりとしてはさまれていた。裏に、館内にあったなだいなだの言葉がメモしてあった。  今時の大人の中に、17歳が人生の中のかけがえのない1年だと考えているものがいるだろうか。しかし、17歳で死ぬ人間もいる。その人間にとって、17歳は絶対的な1年だ。18歳の1年前でも、22歳の準備のための1年でもない。人…続きを見る
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性的な禁忌 ワーカーホーリック(日曜神経症・休暇神経症) 労働とは、個人の欲求と社会の欲求が妥協しあって成立したもの。 自由の中に自分の足で歩みを進める内発性や生命力に欠けている。 スチューデント・アパシー 社会的なペルソナ 現代社会に過剰適応している人は、ペルソナだけが異常に肥大して、本来の自己が極端に痩せ衰え、力を失っている。 …続きを見る
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輪島塗の蒔絵の行程(器に漆を塗る)使う筆にクマネズミの毛を使ったものが使われてきたが、その材料の毛は、葦原のような自然の中で育ったクマネズミの毛しか使えない。自然環境の変化の影響を受け、平成元年頃からクマネズミの毛の入手が困難になり、筆がつくれなくなってきている。現代でも、クマネズミそのものは都会でも繁殖しているが、都会で生活しているコンクリートの間を走り回るために毛先の先端の「水毛」と言われる部…続きを見る
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1.研修旅行企画委員会の役割について  2001年9月11日のテロ事件によって、緊急避難的に2001年度は東京研修になり、2002年度は北海道研修になった。2003年度研修旅行は従来までの沖縄研修と北海道研修を融合させて、初めて二方面に分散する形をとる。当企画委員会は単に2003年度の研修旅行の企画を行うものだけでなく、突発的な事件や社会の 変化に応じて研修旅行を改善していく組織と認識している。変…続きを見る

アカハライモリ

2002年7月 1日

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イモリについて  「イモリ」は、漢字で「井守」と書きますが、「井」が「井戸」や「水田」を表すことから、「井戸を守る」「水田を守る」の意味で名付けられたといわれてきました。井戸や水田付近で多くみることができたからその名がついたのでしょう。現在でもイモリは池や水田側溝、小川のゆるやかな流れの所、山地の湿地、といった水辺周辺で生息しています。体長(全長)は成体で雌が10~13cm、雄がやや小型で8~10…続きを見る
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