2023年9月19日に「山脇有尾類研究所」の開所式を準備していますが、研究所のロゴ・マークが完成しました。アカハライモリの雌雄の配偶行動をデフォルメしたデザインで、赤が雌、オレンジ色が雄です。
作成の原図の写真も紹介しておきます。
日本に生息するほとんどの両生類はすべて体外受精をおこなうのに対し,イモリ類は,体内受精という異なる繁殖様式で、繁殖期の4月から7月上旬に,雄の尾と胴の腹側周囲に紫白色の婚姻色が現れ始め,雄が雌を追う姿を見ることができます。
これがイモリの配偶行動です。雌はソデフリンというフェロモンに誘引されて、雄を追尾し、雄の総排出肛から排出された精包を受け取って貯精嚢に一定の期間蓄え,産卵直前に精子を放出して、総排出腔内で受精させてから産卵します。
配偶行動をデフォルメして以下のデザインが完成した。
以下が英語バージョン。