9月26日の宮崎日日新聞で、大学のオープン・ラボで研究している都城泉ヶ丘高校の科学研究発表交流会での発表が紹介されました。
全国の理系女子高生が研さんの成果を報告する「女子生徒による科学研究発表ウェブ交流会」(ノートルダム清心学園清心中学清心女子高主催)は19日、オンラインで開催された。本県からは都城市・都城泉ヶ丘高生物部の部員が参加。国と県のレッドデータで絶滅危惧種に指定されているオオイタサンショウウオの研究成果を紹介した。
交流会は南九州大学教養教育センターの秋山繁治教授の呼び掛けで毎年開催。今年は新型コロナウイルス感染防止のためインターネットで実施した。
同日は両生類研究に取り組む5校が報告を行った。都城泉ヶ丘高生物部は同校でも飼育しているオオイタサンショウウオの飼育と保護について発表。宮崎市古城町の用水路昨年12月から今年3月に実施した野外観察の結果を踏まえ、「水温が7度以下になる1月下旬~2月の下旬にかけ、多くの卵のうが採取できる」と説明した。
部員で一年の池島実咲さん(15)は「学識者のアドバイスを参考に研究を続ける」と話した。