第66回読売教育賞・最優秀賞の実践報告書要旨
「カリキュラム・学校づくり部門最優秀賞」
ノートルダム清心学園清心女子高校(岡山県倉敷市) 代表・秋山繁治
「『科学課題研究』を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発」
女子の理系大学進学を支援するため、2006年、同校に「生命科学コース」を開設した。教育内容を知識、体験、研究の三つの構成とし、知識、体験で身につけたものを最終的に研究に集約する形でカリキュラムを作った。マレーシアでの環境学習など野外実習を多く盛り込んでいる。また、2009年より、発表者が女子だけの「集まれ!理系女子・女子生徒による科学研究発表交流会」を全国に呼びかけ実施するなど、科学分野で活躍する女性の育成に取り組む。
2017年11月3日読売新聞掲載