組織の運営がうまくいっている時は、遠く先を見据えて考えることができ、組織に属する人も将来を考えることができる。また見据えることができなければ成長は長続きしない。勢いがあるので、さらに好転していく可能性が高い。経営がうまくいっていない組織は、目先の問題の対応に追われて、近視眼的な通り一遍の対策しかできないので、勢いを失う。根本的な対策が必要であっても、遠くを見据えていないので、繕うような対応しかできないので、なかなかて立て直せない。
SSH事業の運営では、生徒の課題研究に取り組んで3年目に参加したSSH生徒研究発表会で「科学技術振興機構理事長賞」を受賞したことが、それ以降の生徒の課題研究に推進につながり、日本学生科学省やJSECなどでの成果をもたらし、それが女子生徒の理系進学支援の教育プログラム開発へとつながった。さらに、全国から約400名の参加者を毎年集めている「集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表会」を主催までになってきている。うまくいっている時は、推進力が必ずうまれると感じている。