4月から石坂啓の漫画「アイムホーム」がTVドラマ化され放送されています。偶然、初回の途中から見て、2回からはすべて楽しませていただいています。自分の家族(妻と子ども)が仮面をかぶっているようにしか見えないという原作の設定が斬新で惹きつけられてしまいました。TVドラマ化にあたり脚本作成レベルでどのようにアレンジされているのかわかりませんが、「I'm home」は日本語で「ただいま」という意味なので、この作品の基本的なテーマが「自分が本当に帰るべき場所」になっているのは間違いないと思います。
昨日、原作(上下2巻)が気になって購入して読みましたが、最後2ページで「ここに、帰りたかった。」、「おかえりなさい」というセリフを残して終わっています。家族として、何を大切にしなければならないかは誰しも理想としては描けていても、実際に家族に本当の優しさを配っているかといえば反省させられる点は多いと思います。だから、このTVドラマ「アイムホーム」をみて、ふと自分の家族との関係を考えたくなったのかもしれません。今日で第9話になりますが、日々の生活でどんな人間関係をつくって生きるのかが重要なのだと改めて考えさせられています。