文科省SSH事業で、女子生徒の理系進学支援を掲げて教育プログラムの開発に取り組んでいますが、それは日本社会のジェンダー意識の中で女性は理系に向かないという風潮から、理系分野で活躍する女性が極端に少ない状況にあることに対して、対処する方策を現場の教育レベルで取り組んでみようとということで実施してきました。中高一貫校でありながら、SSH事業で設定した「生命科学コース」には、併設中学校の生徒にも一般入試という受験という形を設定して区別していないのは、広く全国の中学校からも入学して欲しいということを考えてのことです。
今朝、机上のパンフレットを見て、まだ世界では女の子であるがために、「理系進学」どころか、「学校に行けない」こともあるのを肝に銘じて、教育を考えなければならないと思いました。