グローバルスタンダードに立脚した中等教育学校の「学びのあり方」を研究テーマに、多様な学習評価から設計する探求型授業についての実践的な授業をみさせていただいた。高校の物理では、光の波動的性質を利用した探究活動としての授業を展開していた。午前中が公開授業、午後は講演と教科分科会であった。講演は、大阪大学人間科学研究科の山本ベバリーアン先生が「国際バカロレアの視点からとらえた日本の学校教育」という演題で、高等教育の変化している状況を分析し、「少ない教科数で深い学習」、「インタラクティブな学習者中心の学習環境」を今後の課題として提言し、IBプログラムの実践を進めることが必要と説かれた。