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第7回SSH科学英語研究会のご案内

2014年5月29日

科学英語の充実に向け、ツールとしての英語運用能力の育成に重点をおいた研究開発に取り組み、平成21年度以来、6度にわたる科学英語研究会を開催してまいりました。今年は1年生、2年生の2つのタイプのディベートを取り入れた授業と3年生の課題研究の英語による口頭発表を公開する運びとなりました。

1.実施日
 平成26年 6月22日(日) 13:00~16:30

2.会場
 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校 記念館
 〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200番地

3.日程
 12:30~13:00 受 付  
 13:00~13:30 開会、科学英語概要説明
 13:40~14:30 公開授業① 生命科学コース2年
 論題「二酸化炭素排出量の削減は,主に先進国の責任である」
  ※ディベートの活動における相互評価と改善方法を紹介します
 14:40~15:25 公開授業② NELP1年生
 論題「遺伝子組み換えは禁止すべきだ」
  ※参観者にも参加していただくディスカッションです。
 15:30~15:45 課題研究の英語による口頭発表 生命科学コース3年生
 15:50~16:20 研究協議
 16:20~16:30 閉会行事

4.申込み 同封の参加申込書にご記入下さい。
     
5.連絡先 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校
 Tel 086-462-1661 Fax 086-463-0223
 E-mail  muroyama@nd-seishin.ac.jp (担当 室山)

【公開授業①】 13:40~14:30
(担当:マシュー・デイヴィス,小寺 裕之 生徒:生命科学コース2年生)
 生命科学コースでは,「国際的な科学技術系人材を育成する教育プログラム」における科学英語のカリキュラム開発を行っており、その研究の一環として,学校設定科目「実践英語」の授業を実施している。2年生の活動としては,科学分野において賛否両論のある話題に関して,ディベートを学習のためのツールとして活用している。授業ではスピーキング,リスニング,リーディング,そしてライティングの4技能が生徒の活動のなかにバランスよく含まれ,さらに批判的な思考力が育成されるように工夫している。今年度の論題は,"Resolved: Reducing carbon dioxide emissions is mainly the responsibility of developed countries."「論題:二酸化炭素排出量の削減は,主に先進国の責任である。」とした。この論題を設定したのは,気候変動によってもたらされるさまざまな課題の発生過程とその影響がおよぶ範囲の広さを,生徒により深く理解させるためである。これまでの科学英語研究会では,授業内でのディベート活動をさまざまな視点から焦点を当てて実践してきた。今年度の公開授業では,これまで見過ごされてきた「生徒の相互評価をいかにディベートの改善に生かすか」という観点で授業を行う。

【公開授業②】 14:40~15:25
(担当:マーク・ブラントン,岩井 久子 生徒:NELP1年生)
 本校ではNELP(Native English Language Program)生徒を対象に,ディベート力を育成するためのプログラム開発を行っている。今回は「遺伝子組み換えは禁止すべきだ」という論題である。公開授業ではディベートのための事前準備の段階で生じる賛成側,反対側双方の論点をプレゼンテーションとして発表し,その後,討論に発展させようという試みである。生徒の発表に対して,聴衆からもご意見をいただき,活発な討論になればと考えている。

【口頭発表】 15:30~15:45
(担当:マシュー・デイヴィス,問田 雅美 生徒:生命科学コース3年生)
 3年生の「実践英語」では,1学期は科学的な課題研究の成果を英語で発表するための準備を行っている。この授業では,「聴衆を意識した発表」ができるよう,自分たちの研究内容を,一般向けに分かりやすく伝えることに取り組んでいる。今回は英語によるプレゼンテーションの後,質疑応答を行い,相手が良くわかったと思える発表に挑戦する。 

※ 本校では以下の行事を予定していますので,是非ご参観ください。
7月11日(金)グローバル教育講演会(会場:清心女子高等学校)
講師:上智大学グローバル教育センター 出口 真紀子先生
7月17日(木)グローバル教育講演会(会場:清心女子高等学校)
講師:上智大学言語教育研究センター  吉田 研作先生
10月24日(金)SSH研究成果発表会(会場:清心女子高等学校)
10月25日(土)集まれ!理系女子 第6回女子生徒による科学研究発表交流会
会場:京都大学百周年時計台記念館)

  • 投稿者 akiyama : 10:10

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