今年度の生命科学コース新入生31名で、定員をちょっと超えてしまいました。野外実習や大学での実験などの引率があるので、きめ細かい指導が必要ということで担任を2人配置して対応することにしました。今日は「生物基礎」の最初の授業があります。8時間目ということで、生徒はバテバテかもしれませんが、退屈させないように頑張ります。生物基礎は、大きく①生物と遺伝子②生物の体内環境③生物の多様性と生態系の3編で構成されていて、この順序で教科書の内容も並べられていますが、僕は環境問題など生態系の理解が最重要で、そのことを学んでからDNAなど遺伝子の話をするようにしています。つまり、③を1学期、①を二学期、②を3学期に学習します。8月4日から8日までは、鳥取大学「蒜山の森」(4泊5日)で森林実習もするので、生態系のことを理解しておく必要があるという理由もあります。