平成23年度のSSH事業では、89校(国立2校、公立66校、私立21校)から実施希望調書の提出があり、指定校は38校(国立1校、公立31校、私立6校)に決定した。期間5年で平成23年度~27年度になっている。本校は指定3年目で、昨年10月17日に旧文部科学省で、中間ヒヤリングを受けた。その結果が、2月24日に文部科学省HPに公開された。
本校の中間評価は、「現段階では、当初の計画通り研究開発のねらいを十分達している」であった。最上位の評価で、38校中で9校がこの評価を受けている。講評は、次のようなものであった。
①研究の計画性や成果の分析が際立っており、堅実に取り組んでいる。
②科学英語研究会や理科教材研究会を開催し、他校との情報交換、自校の成果普及など、積極的に取り組んでいる。
③ESDに関しては、視点の明確化、環境教育との差異、科学教育との関連性などを追究していく必要がある。
④英語ディベート学習が成果を上げているが、これまでの取組と比べて工夫した点とその効果を明確にすることを期待する。
■文部科学省 スーパーサイエンスハイスクール(平成23年度指定)の中間評価について■
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/02/1344418.htm