2013年度で8回目になります。
【連携大学】
Universiti Malaysia Sabah (UMS)
Universiti Tun Hussien Onn Malaysia (UTHM)
【実施内容】
・大学での講義、観察
・マレーシアのボルネオ島(サバ州)とマレー半島(ジョホール州)での動植物観察
・課題研究の成果や学校を英語で紹介
【目的】
・熱帯の自然環境の理解
・環境問題の理解
・国外のの大学での学習体験
・国外の大学生・大学院生との交流
これまでの海外研修は、語学研修が中心で、行き先の多くがアメリカ・カナダ・オーストラリアであったが、この研修では、日本が属しているアジアに目を向け、国際理解と環境学習をメインテーマに設定した。
マレーシアは、民族構成は多民族(マレー系65%・中国系26%・インド系7.5%・その他)で、英語も広く使われている。“国際理解”という面でも魅力がある。また、自然を学ぶ教材の面では、世界遺産に指定されているボルネオ島北部にそびえる標高4,095mのキナバル山を中心にした山麓一帯が“国立自然公園:キナバル公園”である。自然公園は多く、象を保護しているところがいくつもある。象は密猟されたり、開発によってジャングルを追われたりしている状況があり、野生動物保護のあり方を学ぶこともできる。その他に、森林伐採など開発の影響が大きい地域もあり、環境教育の素材は多い。
サバ州のサバ大学やジョホール州のツン・フセイン・オン大学の先生方の協力によって、充実した研修内容になっている。