毎年、5月の連休前になると草刈りをしないといけないという気持ちになって、草刈り機を引っ張り出して、試運転した。なんとかエンジンも動いたので、午前中には終えるkとができた。しかしながら、やはり膝の靭帯を損傷しているのと、半月板がすり減っている体には応える。午後からは生徒の課題研究と研究費の書類を処理するために学校に来ている。
今も、生徒と毎日、課題研究に取り組んでいる。SSH事業8年目になったが、すべての教員が理解してくれている状態にはない。今でも課題研究の話をすると怒り出すような理数系の教員もいる。「私は核家族で子どもを育てているのですから、そんな負担があることはいやです」てなことを堂々と捲くし立てる。僕の方が30年も教員をやっている先輩だし、家族はやはり「核家族」だ。今は、いつまでも理解できない人もいると考えている。しかしながら、理科や英語の先生方の中に、コツコツと自分で他の研究費を獲得して、研究に取り組む先生もでてきた。それが一番嬉しい。
文科省は、教員の資格として大学院の修士課程が好ましいという方針を出しているが、現実的にそこまでして教育職に就こうという人は少ない。せめて、校長や教頭などの管理職に、修士や博士の学位を取得した研究経験のある学識者がおられれば、教育研究を今より円滑に進めることができると思う。文科省SSH事業でも、学位取得を採用の条件にしている国立大学附属のような学校が科学教育の研究を今まで引っ張ってきているのが現状なのです。
→草刈りを5月の連休前にする理由は、この時期にしておかないと草の成長が早くて手におえない状態になるとと、次の世代をつくる種子を多く散布させる可能性が大きくなるのでそれを防ぐためです。対策を立てるには、適切な時期を選ぶことが重要です。
草刈り前
草刈り後