藤原ナチュラルヒストリー振興財団第4回シンポジウムが国立科学博物館で行われ、生命科学コースの生徒が参加しました。
シンポジウムのテーマは「極限の世界の生き物たち」であり、様々な研究者が講演をして下さいました。シンポジウム内には高校生の課題研究を発表する機会もあり、本校生徒も研究発表を行いました。発表中は活発なディスカッションが行われ、審査の結果、「水路工事が進む水田地帯でカメたちはどのように生活しているか」という研究が優秀賞を受賞しました。
講演「南極の魚は凍らない」
カメの研究のポスター発表
デンジソウの研究のポスター発表
講演「ヒマラヤの花」
優秀賞を受賞しました。
【藤原ナチュラルヒストリー財団】
http://fujiwara-nh.or.jp/
財団法人藤原ナチュラルヒストリー財団は、ナチュラルヒストリーの研究の振興に寄与することを目的に、1980年に設立されました。財団の基金は故藤原基男氏が遺贈された浄財に基づいています。氏は生前、活発に企業活動を営みながら、自然界における生物の営みにも多大の関心をもち続け、ナチュラルヒストリーに関する学術研究の振興を通じて社会に貢献することを期待されました。設立以後の本財団は、一貫して、高等学校における実験を通じての学習を支援し、また、ナチュラルヒストリーの学術研究に助成を続けてきました。2006年までに、すでに444件に及ぶ研究助成を実施しています。