日吉キャンパスの協生館で「放射線科学と社会」というテーマで、シンポジウムが開かれた。「放射線」について考えるためのいろいろな視点を与えていただいた。内容は、①「地球の放射線・宇宙の放射線(慶応義塾大学医学部・寺沢和洋)」、②「放射線の野生生物に対する影響について(慶應義塾大学法学部・友澤森彦)」、③「放射線物質の大気拡散(東京大学大気海洋研究所・新野宏)」、④「福井県内の放射能汚染、そして今後の課題(慶應義塾大学医学部・井上浩義)」、⑤「放射線治療最前線(慶応義塾大学医学部・茂森直之)」、⑥「原子力行政と自治体の苦悩(慶應義塾大学・片山善博)」の6つ講演であった。活発に質疑応答がされていた。