瀬戸町の山田勝さんから「カスミ産地へ立ち寄ったところ、何と4個体(♂:3・♀:1)の入水を確認しました。昨年が、11月24日でしたから1日早い最速記録となりましたもの、4個体の入水は信じられない思いでした(昨年は1個体のみ)」との情報をいただきました。昨年は産卵の確認の調査に同行させていただきましたが、カスミサンショウウオの産卵時期がますます早くなっているようです。気候変動の影響でもあるのでしょうか。かつては、産卵期が2月末から4月とうのが常識で、一月に雄の入水を確認したことはありましたが、11月に雌雄とも入水する状況は、11月産卵が毎年のこととなりそうな様相です。
11月に入水が確認されたカスミサンショウウオの雌雄
(山田勝撮影)