清心女子高・時間生物学グループ(4人)の「デンジソウの繁殖」が、第56回日本学生科学賞の県審査で「県知事賞」受賞し、中央審査への出品が決まった。清心女子高としては昨年度から2年連続で、岡山県知事賞に輝いた。2012年10月17日の読売新聞に掲載。
「清心女子高は、環境省のレッドリストで「絶滅危惧2類」に選定されている水性シダ植物・デンジソウの保全を目的に、繁殖方法について調査。自然下では困難とされている胞子繁殖で新個体を得るためには、胞子嚢果(のうか)形成後に低温にさらされる必要があることなどを確認した。また、研究例に乏しい人工繁殖も試し、組織培養に必要な細胞の塊(カルス)を作り出すことに成功した。」と紹介されている。