• ぼうぼうどりの生物教室
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 「君は毎日の学校がおもしろいか。日曜だの夏休みだのがきて、ほっとしないか。私も中学、高校、大学と学校生活を思いだして、たのしかったことは、みんな教室のそとでやったことばかりだ。学問がおもしろいのは、その研究がはてしなくひろがって、すすめばすすむほど、あたらしい景色のひろがってくるところにある。ところが、学校の時代におしえられるのは、学問の入り口だ。そういう知識は、学問の世界から切りとってきた一部分だ。それをまたこまかく区切って、おしえ、記憶させるのが学校の授業だから、おもしろいわけがない。そのうえ、学問とはあまり関係のないなぞときみたいな入学試験問題を、宿題でだされたり、塾でおしえられたりするのだから、学校がおもしろいはずがない。だが、目を転じておとなの世界をみるがいい。その社会というものが、はたして学校にくらべて、どれだけたのしいか。毎日、きまった時刻に起き、きまった時刻の満員電車にのって通勤し、きのうとおなじ作業をつづけなければならない人のはうがはるかにおおいではないか。結婚して家庭の主婦になったとしても、調理も洗たくも掃除も、毎日おなじことをくりかえしているではないか。みんなが力をだしあって、やっとささえているのがこの社会なのだから、誰もが朝から晩までたのしいというわけにいかぬ。学校の生活がおもしろくないのも、おとなになっておもしろくない社会の生活をするための準備だから、やむをえないところもある。しかし、おもしろくないところで、なにかおもしろいものをみつけることを、学校にいっているときからけいこしておかないといけない。それにはふたつの方法がある。ひとつは笑いを忘れないことだ。むきになってばかりいては、おもしろくない。笑えるだけのゆとりをいつも用意することだ。もうひとつは、強制される仕事のあいまに自分だけのたのしい世界をみつけることだ。自分にしかないものを生かせる世界をつくるといってもいい。学校にかよっている時代にこのふたつを身につけられたら、おとなになって社会にでたとき、きっと役にたつ。」

1984年の2年F組学級通信「UNICORN」の70号(7月2日)に掲載した松田道雄全集から引用した文章だ。この年は、特に気合いを入れて毎日、が旧通信を出していて、一学期だけで81号になった。あれから25年が経過したけど、気持は変わらない。

  • 投稿者 akiyama : 19:29

「夕鶴」 石垣りん

2010年8月27日

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詩集「略歴」は、初版第四刷が1980年10月25日にでている。本の帯には「石垣りん最新詩集」とある。一刷が1979年なので、詩集として売れていたのかもしれない。僕は大学をでたばかりであった。久しぶりに、本棚から取り出して眺めてみた。「夕鶴」という詩が目にとまった。 それが はじめての約束だった。 しあわせとか 愛とか 希望とかいったものを 与えるかわりに けっして私を見てはならないと。 お前は見た…続きを見る
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夜7時ごろ、吉井川の支流吉野川でオオサンショウウオを見ることができた。 オオサンショウウオの姿が少し見えた オオサンショウウオの頭部も オオサンショウウオの眼は、まっこと小さい …続きを見る
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本校と岡山大学の共催で、今回の講演は、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル事業」として、女子高校生に先輩にあたる女性研究者が、最先端の研究内容を高校生にわかりやすく説明し、「科学の面白さ」と「科学の神秘・深遠さ」を知ってもらうという企画で実施された。清心女子高等学校生命科学コースの1~3年生全員が参加した。講演は、①鳥の羽色の性差をつくりだすしくみ(岡山大学院自然研究科博士後期課程3…続きを見る
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2010年7月9日に中国地区スーパーサイエンスハイスクール担当者交流会で発表した内容です。  本校は創立120周年を迎えたカトリック系の併設型中高一貫の女子校です。岡山駅から下りの新幹線で南向きの車窓から小高い丘の上にある白い校舎を見つけることができます。倉敷市内にありますが、通学範囲は広く、生徒の72%が電車を使って通学しています。1学年5クラスで、生命科学コース1クラス(入学時から生命科学分野…続きを見る
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ナガレタゴガエルの幼生を10℃で保持した条件で、変態が観察できた。県北といえどももっと水温は上昇しているはずなので、自然条件での変態はもっと早いと思われる。 ガラス容器の側面を登る 四肢が出ているが、尾は長い …続きを見る
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 自分の部屋の机を北向きにした。いままで、「北は死者の頭を向ける方向なので縁起が悪い」とか言われて、避けてきたので初めてである。この10年間は気持がバタバタ、落ち着かなくて、机を動かすなんてことは考えもしなかった。約4畳で、ベッドもある部屋で机を動かそうとしたために、本箱2つも机を動かすと同時に動かさざる得なくなり、昨年買った地デジの42インチのテレビさえ置けなくなってしまった。本箱を動かすために…続きを見る
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生物部に盆休みはありません。生き物を飼っているのと、まとまって実験の時間が取れるのがこの時期なのです。広島大学の大学院生と九州大学の学生も実験の手伝いをしていただいています。 DNAを抽出するイモリ幼生の尾 まず、ペッスルで物理的に細胞を破砕 別のメンバーは餌やり キットでDNAを精製 別の実験に取り組む生徒も …続きを見る
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今日から二日間は、広島大学の大学院生の指導で、アカハライモリのDNAを精製して、電気泳動にかけて調べる実験に挑戦します。また、川崎医大の分子生物学教室の西松先生にインジェクション針の磨ぎ方についても指導を受けました。 それぞれ、分担した作業に取り組む インジェクション用の針の作成 サンショウウオ受精卵の蛍光顕微鏡観察 飼育作業も並行して行っています 電気泳動の結果 …続きを見る
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20年度指定校の口頭発表で選ばれた各分野の研究を大ホールで聞くことができた。活発な質疑もあり、レベルの高い充実した発表会であった。 化学分野の研究 生物分野の研究 数学分野の研究 表彰式 SSH事業についての講演 文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会を、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)において2日間(平成22年8月3日(火曜日)、4日(…続きを見る
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午前中は、開会式、ノーベル賞を受賞された益川先生の講演、SSH指定三年目の学校のポスター発表(分科会)。午後は、ポスター発表、分科会代表校の発表があった。 会場はパシフィコ横浜 開会前の会場の様子 ノーベル賞を受けられた益川先生の講演 ポスター発表の様子 ポスター発表の打ち合わせ 本校生徒の発表の様子 ポスター発表の会場 …続きを見る
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午後1時から4時まで、明日のポスター発表に向けて発表の準備をした。ポスター作成が遅くなって、印刷できたのは午前1時。9枚に分割して印刷したものを持ち込んだので、会場でカッターナイフで加工し、両面テープで張り合わせた。 各校がポスター発表の準備中 各校もそれぞれ完成度は高い まずは、ポスターを完成させる 机上の資料を整頓 …続きを見る

16進数の色見本

2010年8月 1日

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alicebluef0f8ff antiquewhitefaebd7 aqua00ffff aquamarine7fffd4 azuref0ffff beigef5f5dc bisqueffe4c4 black000000 blanchedalmondffebcd blue0000ff blueviolet8a2be2 browna52a2a burlywooddeb887 cadetblue5…続きを見る
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