キナバル公園からの帰りに果物市場に立ち寄った。いろいろな果物があったが、一番美味しいといわれたのはマンゴスチン。マンゴスチンは東南アジア原産で、ドリアンを「果物の王様」と呼ぶのに対し、柔らかい果肉、繊細な甘みを持つことから「果物の女王」と言われる。食用の果肉部分は実は「仮種皮(種子の表面をおおっている付属物)」で、ミカンの房のような形(半透明白色)をしている。それぞれ1個の種子がある。生食が一般的だが、冷凍・シロップ漬の缶詰で入手できる。生での輸入は日本では2004年に解禁されたばかり。アメリカでもウリミバエを懸念して輸入が禁止されていたが、2008年に輸入解禁になっている。日本で売っている価格を調べたら、1個500円でした。
果物店に並んでいたマンゴスチン
白い部分を食べる