サンダカンに向かう途中で、ツバメの巣でも有名なゴマントン洞窟を訪問しました。ツバメとコウモリの糞の匂い、ゴキブリの多さで生徒に避けられる場所になっていますが、現地の人たちの高級食材のツバメの巣を採取する作業が4月から始まります。今は直前の時期です。
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ゴマントン洞窟
洞窟の内部
出口に向かう
巣を作っているツバメ
ツバメの巣
アナツバメ類は、空中生活に適応したグループで、繁殖期を除いてほとんど地表に降りることはない。巣材は、空気中に漂っている鳥の羽毛などを唾液腺からの分泌物で固めて皿状の巣を作る。空中から採集した巣材をほとんど使わず、ほぼ全体が唾液腺の分泌物でできた巣を作る種類もいる。食用とされる「ツバメの巣」は、日本で見られるツバメの巣とは別のもので、アマツバメ類は、カワセミやブッポウソウに近縁で、日本のツバメとは遠い系統である。