細胞は自ら死ぬプログラムが組み込まれている。寿命をもたない生き物やがん細胞の研究から「寿命」を考えるという特集がNHKで放送される。解説者として、本校に講演に来られた阿形清和(京都大学理学研究科教授)が出演されている。
アポトーシス(細胞の自己死)が正常に働かない癌細胞にアポトーシスを起こさせる制がん剤の開発が始まっっている。また、プラナリアという全能性幹細胞を持ち、寿命がない生物の研究から、ヒト細胞をプラナリアのように分化前の状態に戻す再生医療の研究も行われている。「寿命とは何か」を研究する最前線の情報を伝えている。
阿形先生の京都大学、高次情報形成学講座 生体情報発生分野分子発生学分科では、本校の卒業生も博士後期課程で研究に取り組んでいる。
http://mdb.biophys.kyoto-u.ac.jp/