• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

「集まれ!理系女子 第1回女子生徒による科学研究発表交流会」

2009年10月18日

【目的】
①科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設け、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。
②理系分野での経験と機知に富んだ女性の講演を聴き、女子生徒の理系分野へのキャリア意識を高める。
③女子生徒による科学研究発表会を一般に公開することにより、女子生徒が科学技術分野へ進むことを積極的に受容できる社会へと変容するための意識改革や啓発活動としての役割を果たす。

【日時】 平成21年10月31日(土)10:00〜16:00
【会場】 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)
     広島県福山市丸之内1丁目2番40号   TEL:084-932-6300 FAX:084-932-6354
【申し込み】
発表募集対象:岡山県・広島県の高等学校および全国SSH校の女子生徒
参加募集対象:中学校・高等学校の生徒(男子生徒も含む)及び教員、教育関係者、地域の一般の方
【主催】 学校法人ノートルダム清心学園清心女子高等学校
【後援】 岡山県、岡山県教育委員会、広島県教育委員会(申請中)、福山市教育委員会、倉敷市教育委員会

2009-集まれ理系女子チラシPDF_ページ_1.jpg

案内のチラシ、裏面が発表申込書

女子科学研究発表会の要項


詳細は以下をご覧ください。

【趣旨】
 少子高齢化、国際化の進展等、我が国をとりまく社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女共同参画社会の実現は重要な課題です。現在、女性の社会参画がさまざまな分野ですすんでいますが、科学技術分野への女性の参画はまだ低い水準にとどまっています。「平成20年版 科学技術白書」によると、人文・社会科学を含めた女性研究者は年々増加し、平成19年には10.9万人となり、研究者全体の12.4%を占めましたが、平成19年の年平均の全就業者数に占める女性就業者の割合41.5%(総務省「労働力調査」)と比較すると、依然として研究開発分野での女性の進出が遅れていると記されています。また、2005年(平成17年)の女性研究者の割合を比較すると、我が国の女性研究者の全研究者数に占める割合は、国際的に著しく低いレベルにあることも指摘されています。
 「第3期科学技術基本計画」や「男女共同参画基本計画(第二次)」には、科学技術分野における女性の活躍促進に向けての課題、必要な施策が記されています。そのなかで、理系分野の人材育成の観点から、女子高校生等の理系分野への進路選択を支援することの必要性が記載されています。次世代の科学技術を担う女性研究者・技術者を育成していくためには、まず、女子の理系分野への興味・関心、国際化にも対応できる感覚と能力を高め、理系分野への進路選択を積極的に支援していくことが必要です。
 さらに、理系をめざす女子生徒が増えるためには、学問への興味刺激だけでなく、女性科学技術者をとりまく現状の打破も大きな課題です。独立した地位が与えられるチャンスがあるなら、研究者をめざす女性が増えても何ら不思議ではありません。そのような状況へ移行するためには、社会の意識改革が必要であるとともに、過渡期において活躍する理系女性のロールモデルの提示と女性の科学技術分野でのキャリア形成支援が必要です。
 以上のような状況をふまえ、女子の理系分野への進路選択支援と社会の意識改革推進をめざし、独立行政法人科学技術振興機構(JST)SSH交流会支援対象事業として、女子生徒による科学研究発表交流会を開催します。

【目的】
① 科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設けることにより、互いに刺激し合いながら研究への意欲を高め、次世代の科学技術を担う女性研究者の育成につなげていく。さらに、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。
② 同じ女性の立場で、理系分野での経験と機知に富んだ講演を聴き、理系女性の「ロールモデル」に接することで、“女性の生き方”を考える材料を提供し、女子生徒の理系分野へのキャリア意識を高める。
③ 女子生徒による科学研究発表会を一般に公開することにより、中学生を含む生徒に向けて理系分野に対する興味・関心を喚起する。さらに、女子生徒が科学技術分野へ夢をもって進んでいくことを積極的に受容できる社会へと変容するための意識改革や啓発活動としての役割を果たす。

【主催】 ノートルダム清心学園清心女子高等学校

【後援】 岡山県、岡山県教育委員会、広島県教育委員会(申請中)、福山市教育委員会、
倉敷市教育委員会(申請中)

【日程】 平成21年10月31日(土)
9:20〜10:00 受付(9階)、ポスター掲示・準備
10:00〜12:30 開会行事
          講演①(講師:福山大学薬学部教授 杉原成美)
         ポスター発表
12:30〜13:30 昼食・休憩(施設内は飲食禁止になっております。)
13:30〜16:00 口頭発表
         講演②(講師:ルイ・パストゥール医学研究センター 宇野賀津子)
         閉会行事

【会場】 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)8階・9階
     広島県福山市丸之内1丁目2番40号   TEL:084-932-6300 FAX:084-932-6354

【発表者の募集】 岡山県・広島県の高等学校及び全国SSH校の女子生徒による、授業や課外活動における科学研究のポスター発表をSSH校に限らず広く募ります。

【参加者】 中学校・高等学校の生徒(男子生徒も含む)や教員、教育関係者や地域の一般の方に幅広く公開します。

【参加費】 無料

※ポスター発表について
・ 内容は研究に着手しているものであれば、結論が明確にでていなくても構いません。
・ ポスター発表会場は8階になります。9階で受付後に準備をお願いします。
・ 掲示可能なポスターサイズは幅110 cm×高さ150 cm程度(パネルサイズ120 cm×160 cm)です。
・ 掲示に必要なピンはこちらで準備します。
・ 実物等(危険物を除く)の展示をする場合、机が汚れないようにトレイやマットを準備する等の配慮をお願いします。

  • 投稿者 akiyama : 09:51

最近の記事

論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(15)科学教育への思い
科学教育への思い  私自身は、大学卒業時に研究を志すものの、経済的な理由で大学院進学をあきらめ、高等学校の教員として就職した。40歳過ぎた頃休職して修士課程は修了したものの学位の取得は断念していた。そんな時、大学の先生から「研究できる環境がないなら、高校に研究できる環境をつくればいい」と紹介されたのがSSHだった。 SSHは、生徒の科学研究だけでなく、教師である私にも科学研究の機会を与えてくれた…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(14)グローバルな視点で理科教育を考える。
グローバルな視点で理科教育を考える  「なぜ銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。」 2014年、17歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんの言葉である。彼女は"女性が教育を受ける権利"を訴え続けてきた。今も、女子だからという理由で学校教育を受けられない国…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(13)「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画
「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画  「女子生徒の理系進学支援」の一環として、"科学研究"の成果を研究の途中段階でも気軽に発表できる場として、"発表者が女子だけ"の「集まれ!理系女子・女子生徒による科学研究発表交流会」を2009年から開催している。最初は、近隣の福山大(広島県福山市)を会場にしていたが、年々参加者が増え、2014年度から全国から参加者が集まりやすい場所で開催するようになっ…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(12)教育プログラムの効果
教育プログラムの効果  2015年度のデータ(次の図)で、本研究の対象としている生命科学コースの方が、文理コースより教育活動を非常に高い割合で肯定的に受け入れており、学習に前向きに取り組んでいる姿勢がうかがえることがわかる。また、卒業後10年が経過しても、現在の生活に生命科学コースの教育が影響していると8割以上が答え、好奇心・理論へ興味などが向上したと8割が判断していることがわかった。保護者・教…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(11)「自然探究Ⅰ」からの課題研究
「自然探究Ⅰ」からの課題研究  入学して間もない高校1年生の森林実習は、自然体験が非常に少ない女子生徒に「山に入るとは山道をハイキングすることではなく、山道の雑草をかき分けて林床に入るような体験をさせたい」という方向で企画したプログラムである。当初は「樹木の種類を区別できるようになること」と「森林調査を"体験"すること」を目的にして出発した。4泊5日の森林調査での共同作業、そして共同生活が生徒に…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(10)テーマはどのように設定したのか。
テーマはどのように設定したのか。   「生命科学課題研究」で、生命科学コースの4つのグループが取り組んでいるテーマは図のとおりである。これらは大学の研究室のイメージで研究テーマを設定している。  「生命科学課題研究」以外の「自然探究Ⅰ」の実習や「生命」のアンケート調査などから派生したテーマも生徒が希望すれば取り組ませている。  「自然探究Ⅰ」の森林調査から、「遷移段階の異なる森林の二酸化炭素吸収…続きを見る

このページの先頭へ