【生徒の感想】
最初のスライドの絵を見て先生はどんな感情を持ったかを私達に問われました。私が思った、楽しいや可愛いなどの感情は、ドーパミンやセロトニンというアミノ酸が関係している事がと分かりました。また『厳しさ』に関してはノルアドレナリンが切に関係していることを、わかりやすく工夫して教えてくださいました。一人一人に問い掛け、あの多田羅さんも寝る暇がないくらい身近で講義をされました。真面目に突拍子もないことを言われるので面白く、親しみやすかったと思います。この講義で「へ~」と納得し、沢山知らなかった知識を得ました。脳は幸せになりたい、癒されたいと常に思っている事は合点しました。確かに思い返せばヒトはいやな事はできるだけ避けようとするし、癒しを求めて頑張るということもあります。考える力は前頭葉に集中していて、幼児のころに基礎が形成されることも知りました。勉強している時に時々ジーンと熱くなるのはその前頭葉が働いているんですね。扁桃体は『好き、嫌い』に関係する箇所だとわかったんですが、1968年から1978年にかけて急激に働きを失っているという結果を目にして驚き、少し残念に思いました。テレビや携帯が普及してからこのような結果になってしまったということで、今楽している事が自分自身の脳を衰えさせてると思うと、どうすればいいのか少し戸惑います。これから先がどうなっていくのかが少し不安です。それから、最近の小学生の様子をちらりと映像を通してみました。落ち着きがなくなっているのは、ドーパミンが少なくなっているからで、自分の脳を守ろうとしているんだということを知りました。これから幼児と接する時があったら、私も考えて注意しようと思います。でも、小さい子の多少の行動は仕方がないことではないかと思ったりもします。扁桃体が最近の人は小さくなってしまったり、いじめ等でふくらんで脳に何らかの影響が与えられていることについて、どうにかしなければいけない問題だと思います。先生はバナナを食べたらよいとおっしゃっていたので、バナナを食べて心も体も健康であり続けようと思います。
講義の様子
生徒も表現することを体感
ADHDの生徒を紹介