【生徒の感想】
今回は、特に創薬についての講義でした。今から約2500年前に、医学の父であるヒポクラテスが柳の樹皮に痛みを和らげる効果があることを発見したのが、アスピリンという解熱鎮痛薬の基だそうです。天然の物から、医薬品として使える成分を発見するということは大変なことですが、凄いことだと思います。また、新薬発見には根気強い観察が必要ですが、その他に、運といったような偶然の出来事も関係するようです。講義の内容の中にでてきた、フレミングの例がそれです。細菌とウイルスの違いについても分かりました。細菌は自分で増殖することができますが、ウイルスは他の生物の力を借りることでしか増殖することが出来ません。だから、ウイルスは他の生物の細胞に寄生して増殖します。ウイルス性疾患には治療薬がありますが、正常細胞を傷つけてしまう等の問題があるそうです。一人一人治療を変え(テーラーメイド治療)、新しい抗ウイルス薬が開発されるといいと思いました。
講義の様子
創薬の話
パンフレットを使って薬学部の説明