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昨年から、土砂で埋まってしまったカスミサンショウウオの繁殖地の復旧作業をしてきたが、その場所で産卵を確認することができた。卵嚢13対があったので、雌が13匹生息していることは確かである。

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カスミサンショウウオの卵嚢

  • 投稿者 akiyama : 18:31
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【生徒の感想】 今回は、特に創薬についての講義でした。今から約2500年前に、医学の父であるヒポクラテスが柳の樹皮に痛みを和らげる効果があることを発見したのが、アスピリンという解熱鎮痛薬の基だそうです。天然の物から、医薬品として使える成分を発見するということは大変なことですが、凄いことだと思います。また、新薬発見には根気強い観察が必要ですが、その他に、運といったような偶然の出来事も関係するようです…続きを見る
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生物工学会誌第87巻・2009年2月号に掲載  2009年1月24日、九州は今年一番の寒波、午前10時、毎年訪問する山間の湿地。ここはオオイタサンショウウオの繁殖地、静かな林の中で、水の音がした。その方向に目を向けると、溜りの水面が波打っていた。近寄ると約20匹のオオイタサンショウウオが群がって産卵をしている最中であった。自然産卵の場合、カエルなどは水温が上がったときに産卵すると記載されているのを…続きを見る

シロハラが窓に追突

2009年2月22日

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午前10時、生徒会室がある会議棟の玄関前でシロハラが死んでいた。窓にぶつかったようだ。これまで、アオバト、スズメなど犠牲者は絶えない。3階建ての教室棟の窓にはあまりぶつからないのに、2階建ての会議棟にはよくぶつかるというのは、動物行動的に何か原因があると思われる。岡山自然保護センターの窓に猛禽類の絵のステッカーが貼ってあるが、効果があるのだろうか。シロハラの遺体を保存しようと20分後に行ったら、羽…続きを見る
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1年生は、高校2年生で課題研究でどのようなテーマに取り組むのかを決める時期で、放課後、今まで課題研究に取り組んできた生徒から研究内容の引き継ぎをしている。上級生から下級生へ、研究内容を伝えて、これからどんどん深化していく・・・・。 下級生の前で説明 …続きを見る
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最近は実験室での飼育・繁殖実験を中心に取り組んできたが、今回、久しぶりに繁殖地を探して歩いた。手入れをしてある山林近くの溜りでは、多くの卵嚢を見つけることができたが、水田やため池では、経年的に乾燥化とヘドロ化が進み、産卵される卵嚢数が少なくなり、周りに十分な水がないので幼生が育たないと考えられるような場所が多かった。 アカガエルの卵塊の中にオオイタサンショウウオの卵嚢 泥に埋もれているオオイタサン…続きを見る
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 気温がずっと高くなって、この昨日から気温が、大分県の気温は15℃を超えていた。野外で卵嚢中の胚を確認すると尾芽胚(幼生の形)をしているものも多い。丸い形のものでも、神経胚にはなっている。1月末に泥を除く作業をいた場所(最後に、自分自身が沼に落ちて、腹部近くまで埋もれえてしまったところ)では、集中的に20対以上の卵嚢が集中的に産み付けられていた。 オオイタサンショウウオの卵嚢 …続きを見る
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 台風の影響で土砂に埋もれて、水溜り(直径2m程度)がなくなっていた場所を、2008年度から生物部の生徒と一緒に、水溜りを復旧する作業を始めた。この場所で、5年間産卵が確認されていなかったので、3月に近隣から卵嚢を採取し、6月まで学校で変態直前段階まで育てて放流する試みも行った。産卵直前の1月には、水の流れを導いて、水量を確保した。  1月11日に、この取り組みに協力していただいている公園管理の方…続きを見る
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バングラデッシュからの留学生のダース先生のニワトリの生殖器官の研究についての話だった。母国の話から始めて、貯精、受精、生殖器官全般を説明された後で、実際に雌のニワトリを解剖して、生殖関連したいろいろな器官の観察をした。 授業の様子 雌の輸卵管中での貯精のしくみ 解剖を開始 各臓器の説明 輸卵管を摘出 【生徒の感想】  広島大学から来られた、バングラデッシュでは教授である先生の講義でした。英語で授業…続きを見る
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今年度で金沢大学を退官され、国外に出られるということで、本校での最終講義として話された。ナホトカ号の重油流出事故、温泉学など、大学の教育や研究だけでなく、地域社会に活動の枠を広げて、環境問題に取り組んでこられた日本を代表する女性科学者である。退官後は、水銀汚染調査で関わられたタンザニアで、大学創設のアドバイザーとして活躍されるということである。 マンガを題材にした話 生命科学コース1,2年生が聴講…続きを見る
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カスミサンショウウオが、県南の玉野市でも産卵を開始した。卵の発生段階を観察したところ、ごく発生初期でゼリーも膨潤、ていないので、昨晩産卵したことが推測される。 カスミサンショウウオの卵嚢 ゴミの投棄場所になっている 捨てられているゴミ …続きを見る
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越冬中のタワヤモリとニホンヤモリが同居している場所を観察した。観察中にタワヤモリの尻尾が自切してしまった。 潜んでいた場所 タワヤモリとニホンヤモリです。どっちが? 自切している方がタワヤモリ …続きを見る
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すでに、オオイタサンショウウオの幼生が自分の卵膜を破っている状態である。卵嚢の膜は強靭なのでまだ、今少し時間を要するが・・・・。 卵膜を破った幼生が見える …続きを見る
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雑誌ソトコト3月号(http://www.sotokoto.net/sotokoto/)の「LOVE&ボランティア148のNPO・NGO」に生物部が紹介されています。本日発売です。 清心女子高生物部の紹介記事 …続きを見る
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いろいろな日本産のカエルを持参しての授業、両生類の研究の話から、ヒトの進化、性分化、性染色体の将来、オオサンショウウオのDNA配列の話まで、盛りだくさんの内容であった。 【生徒の感想】  今回の講演で最も印象深かったのはヒトの進化の話でした。ヒトは直立二足歩行で、進化上ヒトに最も近いチンパンジーはナックル歩行という大きな違いがあり、一体何のためにその違いが生まれたのかという話題から始まりました。今…続きを見る
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