【生徒の感想】
産婦人科の仕事について説明していただきました。出産の他にも、性感染症の予防治療、女性特有の病気も婦人科医の仕事だと知り、女性のために大切な仕事だと知りました。現在では、子どもが年間110万人しか産まれてなく、戦後の半分以下だということに驚きました。しかし、少子化と言われている現在でも、4万人以上の中絶がされていると聞き悲しく感じました。
女性の身体について、閉経しても「男女」は全く違い、薬の効きめから全然違うということで、月経が終わっても、女性は女性で変りはないのだと知りました。金重先生の病院の様子を写真で紹介してもらい、病院とは思えないとても明るい雰囲気に、女性への気遣いを感じました。また、リプロダクティブヘルス・ライツという言葉の正確な意味を教えていただきました。「女性が全生涯にわたって身体的・精神的・社会的に健康な状態であること」、「子どもを産むか産まないか」や「何人産むか」などの判断を女性が自由にできる権利だということでした。昔は、子どもの産めない女性は蔑まれたということを聞き、酷いことだと思いました。戦争中は、子どもは仕事をさせるためになるべくたくさん産むべきだという考えられたり、女の子を産んでも仕事には役立たないと考えられたことが、男女差別がにつながったのだとと考えました。
また、自分の望まない性別の子どもが出来た時は、産婆さんが、濡れた紙を顔にかけ呼吸を止めて殺すこともあったという話を聞いて、とても悲しくなりました。現在でも、10回の出産のうち、1回の割合で母親がなくなる国があるそうで、本当に出産は命懸けなのだと思います。今日は命の大切さについてとてもよく分かる講義でした。
性周期について説明
女性の内性器の構造
月経はどうして起こるか?