最終日で大原港から石垣島へ移動する前に、「星砂の浜」と「西表野生生物保護センター」に立ち寄った。星砂の浜では、短い時間しか滞在できなかったが、西表の砂(有孔虫の残骸でできた砂)と岡山県の砂(花崗岩が風化してできた砂)を比較してもらった。
星砂の浜
星砂(有穴虫)の観察
砂の粒を細かくみると”星型”
※ 星砂
星砂(star sand)は星の形の粒子からなる砂状の海洋性堆積物である。星砂は有孔虫の殻が堆積したもので、岩石が風化してできる通常の砂とは異なる。有孔虫は単細胞生物としては大型で、肉眼で見える大きさで、死ぬと原形質が分解され、殻のみが残存して堆積する。殻の形が星や太陽を思わせる形をしているため、鑑賞の対象として愛好されている。