高知市曙町の高知大朝倉キャンパスで開かれている日本植物学会で26日、高知、岡山、香川3県6校の高校生が学会発表に挑戦した。未来の科学者を育てようと企画され、高校生たちは専門の研究者からの鋭い質問に懸命に答え、学会の雰囲気を体験。研究者からは「高校生らしい自由な発想や将来有望な研究もあり面白い」との声が聞かれた。
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岡山県の清心女子高は、花と葉の開閉メカニズムの解析をした。タンポポの花は、恒暗、恒温条件下でも一定の周期で花の開閉を繰り返すことから、体内時計が開閉を制御していることを発見。一方、カタバミは体内時計だけでなく、光にも反応して複合的に葉の開閉を行うことを見つけた。
・・・・・(2008年9月29日 読売新聞)