夜、沖縄本島に移動し、翌朝、琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所で講義を受け、ウミの生態系、珊瑚礁について学んだ。その後、研究施設の見学をした。
中野義勝先生の講義
飼育施設の見学
隣接した海辺に出ると・・・
海の色の変化はどうして起こるのか?
砂を観察してみると・・・
【生徒の感想】
●今回の講義を聞いて勉強になった点は、ある物事について考えるとき、一つの視点から見るのではなく一見関連がなさそうなことについても考える必要があるということでした。つまりいろいろな角度から物事の本質に迫るということであり、例えばさんご礁について言えば、その中に地史や経済学を含めた生命史などが入っ ています。
進路や将来の役に立った点は、私は植物系の進路に進もうと思っているので、環境と植物は密接しているということを学んだことです。今、さんご礁で起こっている問題には赤土の流出、埋め立てによるさんご礁の消失などガあることを知りました。
●サンゴは、光合成をするということやクラゲと同じような繁殖をすること、サンゴも刺胞細胞を待っていること、またミドリイシの仲間は、夜に繁殖するということに驚きまし
た。今までは、ただ単にキレイだと思っていたサンゴの意外な一面を見た気がします。また、海岸に降りたとき、なぜ海の色の見え方が違うのかという疑問をもっていたので、その説明をきけたことは、うれしかったです。