昨年は、岡山理科大学の女子中高生理系進路選択支援事業(文部科学省)に参加させていただいたが、今年はSSHの事業の一環として、①分子生物学実習、②女子大学生院生の授業、③医療現場での体験を行うことになった。今回の分子生物学実習の内容は、午前中が、自分(ヒトの口腔内の細胞から)のDNAの採取、午後が科学捜査に利用されているDNA鑑定を模したDNAの分析であった。
まずは、口腔内の細胞からDNAの採取
DNAプロファイリングに使用するサンプルや試薬
PCRの仕組みの説明
サーマルサイクラーにチューブを入れる
アガロールゲルのウェルに各サンプルを注入する
電気泳動にかける
電気泳動を終えたゲルを、染色するとバンドが出てくる。その結果から、DNAの類似性を確認できる。
実験シートの”最後の問い”:犯行現場由来のDNAサンプルの遺伝子型はいずれの容疑者の遺伝子型と一致しますか。この結果から、どの容疑者を捜査に加え、または排除すべきですか。
シーケンサーを見学
サンプルの分析結果が表示