2007年5月17日朝日新聞に”ボルネオ海外研修”が紹介されました。
「視野が広がりました」マレーシアでの環境学習
(記事から抜粋)・・・・清心女子高校(倉敷市二子)の2、3年生16人が3月末から4月初旬にかけて、マレーシア・ボルネオ島で自然観察などの環境学習をした。06年度、私立の女子校としては全国で初めてSSHに指定された。「生命科学基礎」など学校独自の科目を設定しているほか、蒜山や沖縄の西表島で野外実習や研修に取り組んでいる。
ボルネオ島での環境学習はアジアの大学との高大連携や、英語力の向上などを狙ったもので今回初めて実施された。ボルネオ島は世界で最も多様な生態系を持つとされ、同校の秋山繁治教諭(50)が、同島にある国立サバ大学の教員に協力を呼びかけて実現した。
8泊9日で、サバ大学の教員が現地での学習プログラムを組んだ。同大学のキャンパスでは、ボルネオ島の自然の概略などを学習。世界遺産のキナパル山や、マングローブ林を訪れ、植物や昆虫の多様性について理解を深めた。
研修に参加した柴田千穂子さん(16)は「地元の人たちの自然に対する誇りが素晴らしく、いろいろな意味で視野が広がった」。安田愛さん(16)は、「将来は海外でも活躍できるよう、しっかり勉強しなくっちゃと思った」と話した。
サバ大学のロバート先生が生徒に動植物について説明
今回のプログラムの冊子(国立サバ大学提供)
※ 今年度(2008年度)も3月から4月にかけてこのプログラムを実施するが、現段階で15名の参加希望がある。昨年度の参加者で、もう一度、大学での英語の授業や現地の高校生との英語での会話にチャレンジしたいという生徒もいる。