子どもの日に県北のイモリ調査に行った。目的は、2001年からマイクロチップをイモリ体内に注射して、寿命や行動範囲を見ているので、マークした個体を最捕獲して確認することと、イモリの雌雄の決定遺伝子を調べる実験を開始するので、材料としてのイモリを捕獲することだった。捕獲したイモリの中に、尻尾を失って再生した形跡のあるイモリを見つけた。
水田の中で、配偶行動が見られる
数百匹のイモリは再捕獲。そのその後、放流。
後足に近い部分から再生している。
※ 学術振興会の科学研究費でマイクロチップを注射している。経費は1チップが800円なので、もし業者などが僕の調査場所でイモリを捕獲すると研究に致命的なダメージなるので、すごく心配している。沖縄のシリケンいもりなどは、かなり捕獲圧が高く、生息地にダメージを与えているそうだ。