朝、岡山を新幹線で出発、関西国際空港からコタキナバルに直行便で向かった。コタキナバルの”ホステル”に到着したのが現地時間で18:00になった。サバ大学の先生方が手配してくださった今回宿泊施設(”ホステル”)は、国立の競技場(サッカースタジアムなど)に附設されたような建物で、サッカーの選手も多く宿泊していた。地元で言えば、”少年自然の家”のような位置づけになると考えられる。出発前は、8人部屋が二つと連絡を受けていたが、4人部屋が4つ用意されていたので、その場で、グループに分かれて宿泊させれことになった。生徒は臨機応変に対応してくれたので助かった。しかしながら、マレーシアの生活習慣があまりにも違ったので、ショックを受けていたようだ。
① トイレの様式がまったく違う(紙で拭かないで、水で洗う)。
② 冷水のシャワーしかない(風呂がない)。
③ 食事はバイキング形式だが、全体的に香辛料がきつい料理が多い。
④ エアコンがなく、天井に大きなファンを使って暑さをしのぐしかない。
北海道から沖縄まで、ホテルには、ウォシュレットがついていて、エアコンが完備しているのが当たり前の日本と比較して、マレーシアでの不自由過ぎるかもしれない。しかしながら、ここでの生活が”本当の国際交流”を肌身で感じ取ることのできる貴重な体験を与えてくれると考えている。到着直後は、困惑して他国に来ていても、日本と同じ生活を要求する生徒もいたが、なんとか研修生活が始まった。引率者としては、なんとか生徒が乗り越えてくれることを祈っている。
中庭から見たホステルの建物
ホステルの玄関付近