今年で、三年連続で自宅に造成した人工池にオオイタサンショウウオが産卵した。産んでいた池は、彫った土の穴に防水シートを敷いただけの簡単なものである。池には、学校で飼育していて、弱って死にそうになったものや、逃亡して飼育年数が分からなくなったものなどを放流していた。一対(二個)の卵嚢があるときことは、一匹のメスが産卵したと考えられる。今年、2月に水底に潜んでいるオスの姿をみたので、少なくともオス一匹、メス一匹は生息しているのは確実である。卵嚢中の卵数が多いので、数年を経た、大きな個体だと推測される。
産卵を確認した人工池
産み付けられていた卵嚢
卵嚢は、シートの端に一部を付着させた状態
見える場所に産卵
発生が進んで尾もできかけている胚