(9) 女子院生による高校での授業補助
岡山理科大学の女性の大学院生等が、清心女子高等学校の生物・化学実験を扱う授業で実験操作の指導を行う。理系に進学し、研究活動にも携わっている女子大学院生が高等学校での教育活動に関わることによって、身近な理系のロールモデルを提示する。
※ 「女子中高生理系進路選択支援事業」採択機関一覧http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/001/06101905.htm
今日の実習内容(高校2年生30名対象)
1. 人の視覚の実験
マリオット盲斑検出法と視神経の疲労回復時に起こる残像現象を体験した。
2. ブタの眼の解剖実験
ブタの眼を解剖して、眼の構造を学んだ。
今日の授業は修士課程の一年生が担当
まずは、自分の眼に盲斑あることを確認
指導する院生も実際に演じて指導
今度は補色が残像に見えるのを確認
後半は、ブタの眼の解剖であった。受講した生徒は興味をもって前向きに取り組んだ。生徒は元気だったが、見学に来た職員が青ざめていた・・・。
ブタの頭部
ブタの頭部から眼を摘出
院生の眼の摘出作業を見学
眼の摘出に成功
摘出したブタの眼
角膜をはずすて虹彩とレンズを確認
角膜を摘出
レンズを摘出
さらに、ガラス体、強膜の切断、網膜の確認ができた。