トリノ・オリンピックの開幕式の報道番組を分析し、メディアは番組をどのような考え方に基づいて構成しているか、その問題点は何かを考える授業が展開された。授業は、メディア・フォーラムおかやまの乙竹文子先生に担当していただいた。開会式のメインテーマとして扱うべき”オリンピック旗入場(平和と友愛を象徴する世界の8人の旗手が登場)”のシーンが番組ではカットされていた。
8人の旗手は以下の8名であった。
ソフィア・ローレン:イタリア・アメリカ合作の反戦映画「ひまわり」に主演した女優。
イザベル・アレンディ:ラテンフェミニスト文学作家、ジャーナリスト。
ナワル・エル・ムタワケル:イスラム教女性で最初の金メダリスト。
スーザン・サランドン:オスカー賞、アカデミー賞受賞女優、ユニセフ大使、平和運動家。
ワンガリ・マータイ:女性環境保護活動家、環境天然資源副大臣、ナイロビ大学初の女性教授。
マヌエラ・ディ・センタ:7つの金メダル取得、トリノオリンピック選手村村長。
マリア・ムトラ:金メダリスト、マリア・ムトラ・スポーツ基金創設。
ソマリー・マム:人権活動家、非政府組織”アフェシップ”創設、アストウリアス皇太子賞受賞。
番組を見た後で意図的にカットされた部分を解説
五輪旗をもった8人の女性をそれぞれ解説
グループに分かれて、課題について話し合い