コオイムシを28日の授業のときに水田で採取した。山林沿いの水田などで見ることはあるが、県南部の市街地に近いところに生息しているとは思わなかった。周辺環境は旧国道2号線から約200mの場所で、倉敷市街と岡山市街の間の道路沿いに飲食店などが並んだ地域の裏側といった場所で、学校がある二子の山に隣接している。水田にホウネネビやカイエビ、カブトエビなどの水生動物、水田を流れる小川には、ドジョウもいることを考えると、学校周辺は、県南で昔から生息する多様な生物たちが生き延びている貴重な場所かもしれない。近年、水田の周りの水路がコンクリート化されているのが気になるところで、動物に影響がでなければいいと思う。
28日に採取したコオイムシ