11月に、家に迷い込んできて、子どもが親しんでいる様子なので、”ミイ”と名づけて2006年1月から飼うようになった。総合学習の授業「生命」で「学校飼育動物」をテーマにしているということもあって、話をするのに、ペットを飼った経験も生きるのではないかということで最初はハムスターを飼った。3年程度飼って、最初はペアで子どもを増やしたが手に負えなくなり、雌雄別の飼育ケースに飼うようになり、寿命を全うするまで、家の一員であった(長期休みは親戚にまで迷惑をかけたが、娘は最後まで可愛がっていた)。
今度は、ネズミ(ハムスター)をいじめる立場の猫である。1月に飼う決意をしたのは、仔猫の面影があった”ミイ”は1月に発情して、うろつきだして帰ってこなくなったことにある。遠くまで遠征すると、怪我もするし、うす汚れた姿になってきたので、室内で飼う「家ネコ」にしようとしたのだ。決意したときにはすでに妊娠していて、4匹の子どもが体内にいることなんて知らなかった。3月末に出産し、5月中旬(5月12日)から発情期になって、高校生の息子も中学生の娘も、ネコがうるさくて勉強できないといい、家族に「学校に連れて行け」と言われる始末である。「避妊手術」をすれば直るから、獣医に相談してくれと言われて、講師で来ていただいている獣医さんに相談するしかない状況にある。
発情期をむかえた雌ネコ”ミイ”
今も、パソコンを使っている僕の部屋に、”ミイ”が持ち込まれた。家族から「家にいるなら面倒をみろ」ということらしい。雌ネコの発情の特徴は、①よく鳴くようになる、②いつもはあまり近寄らないのに、慣れなれしくなる、③撫でてやると腰を高く上げるような体勢なる、④ごろごろと転がって体を擦り付けるような動作が多くなる、などが確認できる。
やたらとゴロゴロ転がる”ミイ”
発情期に目立つ腰上げ姿勢