性教育の目標(中学高校共通)
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1.からだ、いのちの主体者として育てる。 自分や異性のからだ、生理的変化、特徴を知りそれをプライバシーとして大切にする考え方を育てる。 |
2.生きる自信と自己肯定の感覚を育てる。 生命誕生、出生について理解し、自分のルーツを知ることによって人間や自分自身への自信を育てる。 |
3.自らの性的な成長を見通し、ジェンダーアイデンティティーを確立するとともに多様な性への理解をすすめる。 自己否定することなく自分としてもっとも安心していられるアイデンティティーを大切にする心を心を育てる。 |
4.対等平等な性関係、人間関係を創造するという意識を育てる。 人間の性の喜びを分かち合い、生きがいに結びつく人間関係をつくっていくものとしてとらえる価値観を育てる。 |
5.自律的な性行動、自己決定の考え方を育てる。 自分のとった行動がどのような結果をもたらす可能性があるのか、自分にとって相手にとって、そのからだ、こころ、人生にとってどんな影響をおよぼすのかを予見し、トラブルに巻き込んだり、巻き込まれたりしない考え方を育てる。 |
学校教育における性教育の位置づけ(中学高校共通) |
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性教育 |
知的学習面
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教科 |
知的理解 | 保健・生物・社会・家庭 |
情操陶冶 | 国語・音楽・美術・書道 | |||
価値観形成 | キリスト教倫理 | |||
体験的学習面 |
集団的指導 |
生徒会活動 学校行事 学級指導 |
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個別指導 |
カウンセリング 生活指導 保健室指導 |
中学校指導内容 |
一年生 |
2年生 |
3年生 |
HR活動 | 自分自身をよく知ろう 二次性徴と思春期 子供を産み育てる 容姿コンプレックス |
女性と男性のかかわりを考えよう 性行為感染症 性の商品化 女と男の素敵なふれあい |
女性と男性の豊かな人間関係目指して 避妊と人工妊娠中絶 セクシュアルハラスメント 芸術とポルノグラフィー エイズとともに生きる 結婚の意義と家族 これからの私たち |
聖ジュリーの日 | 聖ジュリーの生涯とその目指したもの・その精神の今日における実践のあり方。 思いやり体験、施設での奉仕活動体験 |
||
同和教育 | 人権・障害者・部落問題 | ||
宗教 |
学園の精神 心の清い愛の人とは |
神の似姿である人間の使命 愛の教え |
人間の尊厳 生命尊重 |
社会 |
人種問題 | 女性の法的地位 | 基本的人権 女性の地位と役割 両性の本質的平等 |
理科 |
動物の受精・植物の受精・有性生殖と無性生殖・遺伝・宇宙の中の人間 | ||
家庭 |
家庭生活(家庭の中での役割) | 食物 | 保育 |
保健 |
二次性徴 | 性感染症 エイズ |
中学校指導内容 |
一年生 |
2年生 |
3年生 |
HR活動 | 自分自身をよく知ろう 二次性徴と思春期 子供を産み育てる 容姿コンプレックス |
女性と男性のかかわりを考えよう 性行為感染症 性の商品化 女と男の素敵なふれあい |
女性と男性の豊かな人間関係目指して 避妊と人工妊娠中絶 セクシュアルハラスメント 芸術とポルノグラフィー エイズとともに生きる 結婚の意義と家族 これからの私たち |
聖ジュリーの日 |
聖ジュリーの生涯とその目指したもの・その精神の今日における実践のあり方。 思いやり体験、施設での奉仕活動体験 |
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同和教育 |
人権・障害者・部落問題 | ||
宗教 |
学園の精神 心の清い愛の人とは |
神の似姿である人間の使命 愛の教え |
人間の尊厳 生命尊重 |
社会 |
人種問題 | 女性の法的地位 | 基本的人権 女性の地位と役割 両性の本質的平等 |
理科 |
動物の受精・植物の受精・有性生殖と無性生殖・遺伝・宇宙の中の人間 | ||
家庭 |
家庭生活(家庭の中での役割) | 食物 | 保育 |
保健 |
二次性徴 | 性感染症 エイズ |
高等学校では、性教育委員会が中心になって、各教科以外にホームルームの時間に性教育の時間を設定している。従来は講演会や映画が中心であったが、現在では、各HR担任が教室で指導している。高校3年間使う共通の教材として「ヒューマン・セクシュアリティー」(一橋出版)を使用している。 |