生物を本校で教えていた三宅先生からメールです。
アメリカに渡って早いものでもう半年が過ぎました。が,まだまだネイティブの話すスピードにはついていけません。通っている語学学校が大学のESL(英語を母語としない人のための英語クラス)というせいもあるのでしょうが,会話はなかなか上達しません。今のところ一番鍛えられたのは耳かな。テレビでもニュースなどは比較的聞き取れるようになりましたが,ドラマのように普段の会話がふんだんにあるものはまだまだ????状態に陥ります。でも,以前感じていた「海外留学か~,すごいのね~」という感覚はなくなりました。というのも,日本から留学している大学生はTOEFLである程度のスコアをとっていない限り,1年程度の留学=語学学校止まりだからです。やはりアメリカ留学というなら「英語はできて当然,それ以外に何のスキルを身につけようとしているのか」が問題かなと感じるようになりました。私自身は生活のためというのが目的だったものの,少々学校の性質が違ったために本来の路線とは別の方向に行く可能性も出始めました。どうせなら大学で何か勉強しようかな~・・・なんて思い始めています。が,また引越しの可能性が出てきたためにそれも躊躇している状態です。