• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
SSHの指定から2期10年、何を目指したのか。
出典:生物工学会誌第94巻10号、p664-665(2016) はじめに  なぜ銃を与えることはとても簡単なのに,本を与えることはとても難しいのでしょうか。  なぜ戦車をつくることはとても簡単で学校を建てることはとても難しいのでしょうか。  2014年, 17歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・エスフザイさんの言葉である。彼女ば女性が教育を受ける権利''を訴え続けてきた。今も、女子…続きを見る
教育改革を考えるために1995年から1997年にかけて実施したアンケート
文部科学省スーパーサイエンス事業に2006年に採択される10年前の段階で、プロジェクト・リーダーとして教育改革を考えるためのアンケートを企画し、実施した。 詳細は、HPの「論文資料」からダウンロードできます。 はじめに  1995年7月から1997年8月、本校では、「清心中学校・清心女子高等学校の展望」を考えるプロジェクトが計画された。今回は、そのプロジェクトの中で実施されたアンケートを中心に、…続きを見る
「科学課題研究」を中心にした教育プログラムで、生徒の好奇心を育成
はじめに 私が高校教員として,生徒の科学課題研究の指導に取り組んだのは,勤務校がSSHに指定された2006年から2016年までの約10年間です。課題は,「生命科学コースの導入から出発する女性の科学技術分野での活躍を支援できる女子校での教育モデルの構築」であり,科学課題研究を柱としました。 科学課題研究を教育プログラムの柱に設定 SSH教育プログラムにおいて,「体験」では,森林実習(4泊5日)や沖…続きを見る
2008年から10年間の生命科学コースの科学研究発表の主な成果
2008年度 ●平成20年度SSH生徒研究発表会 科学技術振興機構理事長賞 2010年 ●第54回日本学生科学賞中央予備審査 入選3等 2011年度 ●第55回日本学生科学賞岡山県審査 県知事賞 ●第9回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2011)アジレント・テクノロジー賞 2012年度 ●第56回日本学生科学賞岡山県審査 県知事賞 ●インテル国際学生科学技術フェア(ISEF2012)派遣 ●高…続きを見る
SSHの活動で,生徒の生き方に影響するような体験をさせたい
鳥には人間が作った境界線などありません。誰が所有する土地だろうが、山だろうが、渡り鳥であれば国境すら行動を制約することはありません。魚にも人間がつくった境界線などありません。回遊魚であれば、広い海を自由に泳ぎ回っています。 人間はどうでしょうか。大都市のど真ん中の交差点で、もし信号機がなかったらどうなるでしょうか。渋滞は必至で、車は身動きできないし、我先にという気持ちでイライラして事故が頻発…続きを見る
2006年度のSSH事業出発の原点「清心中学校・清心女子高等学校の展望」
2006年度に文部科学省スーパーサイエンス(SSH)事業に採択され、10年間主任として、企画運営をしてきました。その前の段階に、以下の「西暦2000年に清心学園は何を提供できるか」を考えるためのプロジェクトがあり、リーダーとして運営し、最後に報告書を作成しました。しかしながら、校長交代で、報告書は生かされず眠ったままになっていました。 2005年4月に校長が交代し、機をみて「文科省に改革案を示して…続きを見る
WEBによる女子生徒による科学研究発表交流会 当日
 今回の「集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究研究交流会 九州大会」ZOOMによるオンラインでの大会になった。オンラインであれば、九州に発表校を限らないで、全国から参加してもらうことができると考え、宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校生物部が起点になって、研究テーマにしている有尾類に特化した研究発表交流会を立ち上げた。  講師の先生方も、有尾類に詳しい先生方の助言をえることにした。栃木県立佐野高等学校…続きを見る
サンショウウオ研究 オンラインで話そう 19日都城泉ヶ丘高呼びかけ
(2020年9月1日朝日新聞) サンショウウオの研究に取り組んでいる県立都城泉ヶ丘高校の生物部が、サンショウウオの仲間を研究している全国の高校に呼びかけた「女子生徒による科学研究発表Web交流会」が19日、オンラインで行われる。 岐阜県立岐阜高校や栃木県立佐野高校など6校がエントリー。午前10時スタートで発表、ディスカッション、講義が一組となって6校が順次発表する。 都城泉ヶ丘高校生物部は4年前…続きを見る
清心女子高校で取り組んだ有尾類についての研究成果(SSH10年間)
(以下は、有尾両生類関連の発表のみの紹介です。酵母や森林、植物の研究は含まれていません。) 2016年8月21日 The 8th WORLD CONGRESS OF HERPETOLOGY(WCH8)Oral Presentation Development of Techniques for Captive Breeding of Endangered Salamanders,Hynobius…続きを見る
集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会(第4回九州大会)
【交流会のスケジュール】ZOOMによるオンラインで開催します。 9:00~9:50 ZOOMへの接続の確認 10:00~10:20 発表①岐阜県立岐阜高等学校生物部 「守れ!ふるさとのヤマトサンショウウオ・13年間の活動記録」 10:20~10:30 ディスカッション 10:30~11:00 講義①南九州大学教授教養教育センター・秋山繁治 「イモリ属の北限に生きるアカハライモリの繁殖戦略(秋から…続きを見る
集まれ!理系女子 女子生徒による科学研究発表交流会第4回九州大会 要項
目的: ①日頃の高校生の科学研究の成果の発表を通して分野・地域を超えた研究交流を行い、理系女子生徒間の友好・仲間意識を深める。 ②オンラインによる発表会を設定することで、全国の理系女子のネットワークの拡充を図る。 ③専門家からの研究内容の講評を通じて、全国的な課題研究のレベルの底上げに寄与する。 ④大学が設置している、理系女性教育開発機構等の理系女子育成を進める機関と連携し、社会全体で 理系女子…続きを見る
「学級通信」から授業「生命」、女子生徒の理系進学支援へ
はじめに  2016年11月、1983年からのカトリック系中高一貫女子校(ノートルダム清心学園清心女子高等学校)の勤務を終えた。そして2016年12月、学園理事長シスター渡辺和子が逝去された。一つの時代が過ぎていったという思いがある。理事長の著書『置かれた場所で咲きなさい』は200万部を超えるベストセラーになった。その本の帯には、「人はどんな境遇でも輝ける」とある。人はそれぞれ置かれた状況は異な…続きを見る
no image
「生命科学コース」の開設からの学校改革を目指した背景に、卒業生が勤めていた鷗友学園の取り組みがある。その取り組みが『中央公論』の記事に紹介されていた(卒業生が、鷗友学園の実験書などの資料ととも記事を送ってくれた)。 [中央公論 113(13), 90-101, 1998-12] 教育改革現場ルポ--鴎友学園はなぜ立ち上がったか 中井 浩一 p96-99引用  私学においては建学の理念こそが問われて…続きを見る
清心女子高校教員の教育賞受賞(文科省SSH指定後)
〇日本動物学会動物学会教育賞 【題目】「動物学」を中心に据えた女子の理系進学支援の教育プログラムの開発 【受賞者】 秋山繁治 【所属】 南九州大学,教養・教職センター,教授 【題目】 『動物学』を中心に据えた女子生徒の理系進学支援の教育プログラム開発と実践 【受賞理由】  秋山氏は,清心女子高等学校で長らく教鞭をとり,一貫して有尾両生類の飼育・研究を行い,女子高校生に動物学の面白さを教えてきた。…続きを見る
岡山県北部でアカハライモリ調査
もう20年以上アハハらイモリの調査に通っている岡山県北部の水田に出かけた。今回は、1年半前に退職した清心女子高校生命科学コースでアカハライモリのクローン作製目指しているグループの生徒が同行した。実験材料として使っているアカハライモリが自然の中でどのように生きているのか観察してもらうためだ。この季節の県北は新緑に包まれていて、それを眺めながらの調査は気持ちがいい。 …続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(15)科学教育への思い
科学教育への思い  私自身は、大学卒業時に研究を志すものの、経済的な理由で大学院進学をあきらめ、高等学校の教員として就職した。40歳過ぎた頃休職して修士課程は修了したものの学位の取得は断念していた。そんな時、大学の先生から「研究できる環境がないなら、高校に研究できる環境をつくればいい」と紹介されたのがSSHだった。 SSHは、生徒の科学研究だけでなく、教師である私にも科学研究の機会を与えてくれた…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(14)グローバルな視点で理科教育を考える。
グローバルな視点で理科教育を考える  「なぜ銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。」 2014年、17歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんの言葉である。彼女は"女性が教育を受ける権利"を訴え続けてきた。今も、女子だからという理由で学校教育を受けられない国…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(13)「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画
「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画  「女子生徒の理系進学支援」の一環として、"科学研究"の成果を研究の途中段階でも気軽に発表できる場として、"発表者が女子だけ"の「集まれ!理系女子・女子生徒による科学研究発表交流会」を2009年から開催している。最初は、近隣の福山大(広島県福山市)を会場にしていたが、年々参加者が増え、2014年度から全国から参加者が集まりやすい場所で開催するようになっ…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(12)教育プログラムの効果
教育プログラムの効果  2015年度のデータ(次の図)で、本研究の対象としている生命科学コースの方が、文理コースより教育活動を非常に高い割合で肯定的に受け入れており、学習に前向きに取り組んでいる姿勢がうかがえることがわかる。また、卒業後10年が経過しても、現在の生活に生命科学コースの教育が影響していると8割以上が答え、好奇心・理論へ興味などが向上したと8割が判断していることがわかった。保護者・教…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(11)「自然探究Ⅰ」からの課題研究
「自然探究Ⅰ」からの課題研究  入学して間もない高校1年生の森林実習は、自然体験が非常に少ない女子生徒に「山に入るとは山道をハイキングすることではなく、山道の雑草をかき分けて林床に入るような体験をさせたい」という方向で企画したプログラムである。当初は「樹木の種類を区別できるようになること」と「森林調査を"体験"すること」を目的にして出発した。4泊5日の森林調査での共同作業、そして共同生活が生徒に…続きを見る
‹ 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

このページの先頭へ