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 広島大学で、10月21日・10月22日の二日間、日本爬虫両棲類学会が開催された。約150人。 広島大学理学部 上の写真の真ん中の木が”ニュートンのリンご” 学部前の”ニュートンのリンゴ”についての看板 口頭発表が54題、ポスター発表が38題であった。口頭発表は、Powerpointを使った発表が圧倒的に多かった。2001年がスライド発表が基本的だったことを考えると時代はパソコン時代に移行し…続きを見る
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飼育下におけるオオイタサンショウウオの繁殖 Reproduction of the Japanese Salamander Hynobius Dunni in Captivity 秋山繁治(清心女子高)  繁殖技術の確立は、研究材料とする際に重要であると同時に、種の保護を講じるためにも必要である。オオイタサンショウウオ(大分県国東市産)について、卵から飼育した成体での繁殖を目指して1997年から飼…続きを見る
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(1) 講演会および交流会の開催 清心女子高等学校、岡山理科大学附属高等学校女子生徒をはじめとした近隣の高等学校女子生徒および教員、保護者を対象として、講演会を行う。講師は2名で、1名は学外から招聘する。学外講師には女性の理系進路選択に関する全般的な話と講師自身のキャリアパスや研究内容について講演していただく。もう1名の講師は岡山理科大学理学部臨床生命科学科講師の工藤芳子で、臨床検査技師の技能を生…続きを見る
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科学技術人材養成等委託 女子中高生理系進路選択支援事業 題目「環境科学と生命科学を中心とした女子中学校・女子高等学校との連携」 目的・概要 我が国における科学技術分野への女性の進出は欧米諸国と比べて著しく遅れており、「科学技術創造立国」日本を支える人材供給の観点から、また、男女共同参画社会形成の観点から、その是正は急務であると言える。岡山理科大学は、本年度採択された「女子中高生理系進路選択支援事業…続きを見る
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生徒と水田で調査をして、”赤いカブトエビ”がいるということで、よく見ると体全体に赤が目立つ。メラニン色素がない・・・、つまり、「アルビノ」だろうか。 通常のカブトエビと区別できる。 全体的に赤色が目立つ。 …続きを見る
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二子の校舎の坂道を下ると、水田が広がっている。清心中学・高校は、マスカット球場や川崎医大が近いので、少しは都会化と思われるかもしれないが、実は緑に恵まれた環境に立地している。つまり、田舎にある。生物の一時間の授業内に水田で生物を捕獲し、教室に持ち帰ることも可能である。 水田で生物観察。 注意深く観察。実物は感動をよぶ・・。 タッパーに入れられた獲物たち。 …続きを見る
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カイエビに卵を確認したが、ホウネンエビもよく見ると、尾部近くの管の中に卵が確認できる。 雌の体内に卵を確認 雄の第二触角。交尾期に雌をつかむ器官。 …続きを見る
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■海外研修をただの観光旅行にしたくなかった 最近では、生徒も教師も海外へ出かける機会が多くなった。その原因は、国外への修学旅行や海外研修、海外視察などが増えたこともあるが、家族で海外へ行くことが多くなったこともあると思う。また、学校でも、いろいろな国からの留学生や教師に接する機会も増えた。現在本校にも、外国人の英会話教師が三人いる。十数年前、本校に勤め始めたとき、アメリカ人教師にとまどっていた自分…続きを見る
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2005年8月 現代性教育研究月報vol.23,No.8,p1-5.(PDF) ■はじめに 中学校では2002年度、高校では2003年度から学年進行で、「総合的な学習の時間」が実施されている。生徒が自ら学び自ら考える力や学び方やものの考え方などを身に付けさせ、問題を解決する資質や能力などを育むことを目的にするということであったが、文部科学省の義務教育に関する意識調査(2005)で「総合的な学習の時…続きを見る
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山陽新聞 「談論風発」のコーナー 2002年12月朝刊 岡山県性教育協議会で、教師対象の性教育についてのアンケートを行ったことがある。「性教育が必要ですか」という質問に、 97%が「必要である」という答えであった。その理由については、全体的には「自分を大切にして欲しい」という、生徒への直接的な要望をあげているが、男性や年齢の高い世代では「性道徳の低下」という社会への影響を理由としてあげる比率が高く…続きを見る
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アカハライモリの貯精嚢精子の季節変動 秋山繁治(清心女子高等学校,山口大学・理工・自然共生)・岩尾康宏(山口大学・理工・自然共生)  アカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)の雌は雄から受け取った精包(精子)を貯精嚢内に蓄え,産卵時に未受精卵を総排出腔内で受精させる。産卵期は4月から7月であり、この時期に配偶行動が見られる。 一方、秋(10月頃)にも配偶行動がみられ、晩秋からホルモ…続きを見る
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清心女子高等学校  秋山繁治 生態調査の方法 生態調査では,標識再捕法がよく使われてきた。標識再捕法は,調査地域の個体群の一部を捕獲し,標識をつけてから放し,再捕獲して,再捕獲したときの標識個体の割合から全体を推定する方法としてよく知られている。また,一定の時間を経過した後の再捕したときの位置情報から,移動方向や距離を調べることによって,季節移動のパターンなどを調べるのに使われてきた。標識は,昆虫…続きを見る
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 生物分科会主催の生物研究会を、平成16年11月17日(水)、私立清心女子高等学校を会場として開催させていただいた。参加者は45名で、その内容は、午前は研究授業と研究協議、午後は山口大学理学部自然情報科学科の岩尾康弘先生を講師にお招きして、「両生類の受精と卵割の分子メカニズム」というテーマでの講演(写真1)であった。全体的な計画は、「両生類の発生」を扱った研究授業で、両生類の初期発生の観察、その胚…続きを見る
第34回 全性連 全国性教育研究大会で発表
【第5分科会討議資料】 「生命」をテーマとして、高等学校の総合学習でどのような取り組みができるか。 発表者 清心中学校・清心女子高等学校 教諭 秋 山  繁 治 はじめに 2003年度から高校の教育課程に、今までの教科の枠を超えた内容が扱える「総合的な学習」が導入された。「生きる力」を育てるという視点で、「性」も大きなテーマになると考えられた。しかしながら、予想に反して「性」を中心に扱った取り組…続きを見る
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 2000年にだされたレッドデータブック(※)に京都・大阪地域の個体群が「絶滅のおそれのある地域個体群(LP)」として、保護の対象に取り上げられています。その原因は大規模な土地開発による生息地の消失と、それにともなう汚水の流入などの環境悪化、減反による 水田の乾燥化、そして、ペットとしての捕獲、アメリカザリガニや外来の捕食性魚類による捕食などがあげられていますが、このような状況は、保護対象となった…続きを見る
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 カスミサンショウウオと分布が重なる止水性のものとして、大分県を中心に熊本県と、大きく離れた高知県の一部に隔離して分布しているオオイタサンショウウオがいます。環境庁のレッドデータブック(※)の「絶滅の危険が増大している種」という絶滅危惧種2類(VU)にあげられている種で、生物地史を考えていく上で重要なものと考えられています。カスミサンショウウオより体が大きく、全長が10~16cmあります。また、尾…続きを見る
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アカハライモリの受精は、貯精嚢に貯えておいた精子を使った体内受精であると述べましたが、有尾類の約90%の種は体内受精をしています。両生類というと、カエル(無尾類)を思い浮かべられることが多いですが、体外受精をし、幼生として変態するまでの時期を水の中で過ごし、陸に上がって性成熟に達するというのは、今回紹介しているカスミサンショウウオを含むサンショウウオ科とオオサンショウウオ科だけです。  また、アカ…続きを見る
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 カスミサンショウウオの成体は、繁殖場所である水田側溝や湧水が流れ込む水溜まりの周辺の林床で生活しています。地中のミミズやモグラなどの掘った穴を利用しています。夜行性で、地中で生活しているので、日常生活で出会うことはめったにありませんが、その姿を見かけるとすれば、繁殖期に産卵場所に集まってきたときです。 産卵は、県南部では2~3月で、県北部では4月が最盛期になります。県北部の上斎原村や西粟倉村のよ…続きを見る
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カスミサンショウウオについて  現在、岡山県にはサンショウウオ科の仲間が4種類生息していますが、カスミサンショウウオは県南部の児島半島から県北部までに最も広く分布しています。サンショウウオ科には、池や沼、湧水の水溜まり、緩やかな流れの淀みなどに産卵する止水性の種と、山地の流れの激しい渓流で産卵する流水性の種がありますが、カスミサンショウウオは西日本の代表的な止水性の種であり、岡山県では止水性の種は…続きを見る
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特集「身近な水辺、ため池の現状と保全」で、”ため池の脊椎動物(魚類と両生類)”を書かせていただきました。 2003年5月号 …続きを見る
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